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2016/04/09

いまさら聞けない格安SIM・スマホ(MVNO)への道

何やらスマホ料金が安くなるサービスがあるらしいけど、なんだかよく分からないし、安いってことは「よくない」ってことなんじゃないの?ってことで、興味津々なんだけどよく分からないが故に、未だに踏み切れない方のための「はじめの一歩」的な解説書です^^

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こんにちわ。

いいお天気で、暖かくてよい週末です^^

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我が家の庭で咲いている名前が分からない花。小さくてかわいくて、しかももうかれこれ5~6年咲き続けていて、愛着のある花です^^

LUMIX GM1Sのズームレンズにクローズアップレンズを組合わせて撮影しました♪





さて本題。

そもそも、「MVNO」とか、「格安SIM」「格安スマホ」なんていう言葉から意味不明…って方も少なからずいると思います。

内容や意味が分かれば検討のしようもあるのに…とお嘆きのあなた、今更人に聞くのは恥ずかしい…なんてアナタに、同じ素人の目線でアドバイスしちゃおうかなーなんて思った次第です^^



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まずはMVNOから。

MVNOは、「Mobile Virtual Network Operator」の略で、「仮想移動体サービス事業者」と訳されます。

「仮想移動体サービス事業者」って何だ?というと、移動体通信(携帯やスマホ)サービスを提供している会社=つまり「通信会社」だと理解すればいいと思います。

「仮想」は、「リアルじゃない」という意味です。

携帯やスマホの通信会社って、NTTドコモや、au、Softbankじゃないですか。それはご存知ですよね?

で、「仮想」の会社は、自前で通信回線や設備を持っていなくて、ドコモやauから借りて、ユーザーに提供している通信会社のことです。

いってみれば、安く借りた回線や仕組みを、少し高くユーザーに提供することで、「差益」で儲ける会社ってことになります。

あまりよい印象じゃないと思いますが、全然悪いことじゃないんです。法律違反でもないし、道義上でも全く問題ない事業のやり方なので、その辺は誤解しないでください(笑)。



じゃあ、なんで、借りたものを貸しているのに、本家より安いんだ?って思いますよね?

ドコモやau/Softbank(以下、大手キャリアと呼びます)は、ありとあらゆる利用者の要望に応えようとして、様々なサービスを提供していますし、全国にショップを設けていますが、MVNOの多くは、店舗を持たず、提供するサービスも必要最小限の場合が多いんです。

余分な経費を極力削減して、その分を料金の引き下げに集中させて、「安い」ということを最優先にサービスを提供することで、本家の大手キャリアより安い料金で利用することができるんです^^

これも、どこかで怪しげなことをしている…とか、人に言えない秘密がある…とかではないので誤解しないでくださいね♪



次に、「格安SIM」「格安スマホ」について説明しますね。

携帯電話やスマートフォンの中には「SIM」という小さなチップが入っています。

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↑こんな形のやつです。これをSIMと言います。

ドコモはドコモの、auはauのSIMが入っています。

当然、MVNOはMVNOのSIMを入れて使うことになるわけですが、そのMVNOのSIMが、大手キャリアより安い料金で使えることから「格安SIM」と呼ばれているわけです。

さらに、そのSIMを入れたスマートフォンを「格安スマホ」と呼びます。

MVNOでは、SIMだけの販売(契約)も可能ですが、AndroidのスマートフォンとSIMをセットにして購入することができるんです。

 ⇒ 現時点でiPhoneを買えるMVNOは1社のみです



SIMだけ販売しても、端末をユーザーが自分で用意しなければならないので、MVNOではスマートフォンも用意してあって、「お手頃で性能の良いスマホを用意していますよ」というわけです。

しかもアジア系の割安なAndroid端末を用意している事が多いので、そういう意味でも「格安スマホ」です^^(安いから性能ものそこそこ…なんてことのないチャンとした端末もありますっ)

つまり、「格安SIM」を入れたスマートフォンを「格安スマホ」と呼ぶってわけですが、「SIM」だけ契約して端末は自分で用意するか、SIMとスマホをセットで購入するかは、ユーザーが選択することができます。ちなみにスマホだけを購入することはできません。


余談ですが…。

ドコモから回線を借りて運営しているMVNO(ドコモ系MVNOと呼びます)のSIMは、そのMVNOから買ったスマホだけでなく、ドコモで購入したスマホでも使うことができます。

同じく、auで購入したスマホは、au系MVNOのSIMを入れて使うことができます(※1)。


以上が、「MVNO」「格安SIM」「格安スマホ」の説明ですが、お分かりになったでしょうか💦


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「通話SIM」というのは、通話ができるSIMという意味ですが、それをあえて言うと、慣れない方には逆に不思議な感じがするかもしれません。

大手キャリアで契約したスマホに入っているのは「通話SIM」なんです。

電話ができて、メールが送受信できて、WEB閲覧できて、アプリや、音楽や動画をダウンロードできる…ごくごく普通のSIMのことです。特別なものではありません。


「データSIM」とは、「通話SIM」から、通話機能を外したもので、通話以外のことができるSIMです。

メール送受信も、ネットもコンテンツのダウンロードもできますが、通話だけができません。
(余談ですが、LINEなどを使えば、データSIMでも会話をすることはできます)


ごく普通に使う場合は「通話SIM」を契約すればいいと思います。

例えば、スマホやタブレットで通話以外だけをするのであれば、データSIMで必要十分です。



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次に、「SIMロック」と、「SIMロック解除」を簡単に説明します♪

「SIMロック」とか、「SIMロック解除」という言葉はよく耳にしませんか?

前々項(※1)に書いた、ドコモのスマホは、ドコモ系MVNOのSIMを使うことができる…ということと深い関係があります。


大手キャリアは、自社で販売したスマホを、他社で使えないように「ロック」をかけています。

SIMに「ロック」をかけているので、「SIMロック」という訳です。

つまり、「SIMロック」とは、大手キャリアが、他社でSIM(SIMを入れたスマホ)を他社で使えなくするための「対策」というわけです。

自分のとこのお客さんを、他社に取られにくくしている訳です。


昨年(2015年5月)以降に発売されたスマートフォンは、「SIMにかけているロック」を外せる(解除)ようにしなさい」…というお上(総務省)からのお達しで、大手キャリア各社が対応を始めました。

その「SIMロック解除」をすると、ドコモで購入したスマホであっても、au系MVNOのSIMでも利用することができるようになります。逆に、auやSoftbankで購入したスマホでも、ドコモ系MVNOをSIMを入れて使用できるようになります。

ちなみに、現時点ではSoftbankの回線を借りているMVNOは存在ないので、Softbank系のSIMを入れる…という話しにはなりません。


SIMロック解除できるのは、2015年5月以降に発売されたスマホのみなので、それ以前に発売されたスマホは原則としてロック解除はできません。

2015年5月以前に発売されたスマホを、MVNOのSIMで利用する場合には、購入した大手キャリア系のMVNOをSIMを利用するしかありませんので、注意が必要です。



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MVNOは、料金の安さが魅力ですが、スマホを使っている方なら誰でもにお勧めか?というと、お勧めできないケースもあります。誰でもオーケーって訳ではないです。


まず、今現在スマホを使っている上で、分からない事があって、よくキャリアショップへ行くことが多い方はやめておいた方が無難かもしれません。

キャリアショップとは、ドコモなら「ドコモショップ」、auなら「auショップ」等のキャリアの携帯ショップです。

最初の項目で書いたように、MVNOはほとんどショップがありません。

分からない事があるからといって、ショップに出向いて教えて貰う…ということが、大手キャリアよりしにくい環境にあるんです(中には店舗を持っているMVNOもありますが、大手キャリアほど店舗数は多くありません)。

ある程度、スマホのことは自分で対処できる方、または、これからそうしてゆこう…と思っている方でないと、その辺が不満に感じてしまうかもしれません。




そして、よく言われるのが、「通話が多い人は大手キャリアを使った方がよい」ということ。

その理由は、通話料の問題です。

スマホでの通話料は、何らかの割引が付かない「素」の状態だと、20円/30秒です。

これは、大手キャリアでも、MVNOでも同じです(そりゃそうです。大手キャリアから回線を借りているんですから)。


これまでは、「話し放題」「カケホーダイ」等の名称で、毎月一定額の料金を支払うことで、「通話し放題」のプランを提供しているのが大手キャリアだけだったので、そう言われていたんです。

MVNOで通話すると、「素」の20円/30秒かかるので、よく電話する人は通話料がとんでもない金額になってしまう…というわけです。


ところが、世の中というのは進歩するものなんですね(^^)今や、MVNOでも20円/30秒なんてかかりません。

電話料を半額にするアプリを使うことで、10円/30秒で通話できるMVNOがほとんどですし、さらに、「通話し放題」プランを提供するMVNOまで現れるに及んで、「通話するなら大手キャリア」の定説は崩れつつあります。


MVNOが「通話し放題」を提供し始めた当初は、通話時間が5分以内なら無料ですよ…という制限付きのプランだったんですが、先日、時間無制限での「通話し放題」をMVNOでも提供され始めました。

 ⇒ 無制限通話し放題プランを提供するMVNO


「通話し放題」を提供するMVNOはまだ少数ですが、これからどんどん増えてくるはずですので、そうなると「通話するなら大手」は完全に過去の話しになりそうです。

言い換えると、スマホの事はだいたい分かっていて、通話はそんなに多くないよ…と言う方は、MVNOにしない理由がない…と言ってもよいかもしれませんね。

根本である通信品質は、元々大手キャリアから借りている上、料金も安いわけですから…^^



■アナタがiPhoneユーザーなら

前項までは、Android端末・iOS端末の区別なく、スマホ全体の話しとして書いてきましたが、もしアナタがiPhoneユーザーなら、少し追加情報が必要です^^

Android端末に関しては、大手キャリア各社の端末を「SIMロック解除」してもいですし、同系MVNOのSIMならロック解除なしに利用できます。さらに、新端末もMVNOで購入することができますので、端末でコマるということはないと思います。

Softbankの場合は、系列MVNOがないので、ロック解除しないとMVNOを使えません。


ところが、iPhoneの場合はちょっと事情が異なります。

SIMロック解除については、2015年5月以降に発売された機種には「iPhone6s/6sPlus」があり、これは、3キャリアともSIMロック解除することが可能です。

また、iPhoneも同系列のMVNOのSIMであれば、SIMロック解除することなく利用できます(Softbank系MVNOがないので、ロック解除しないとMVNOを使えません)。

さらに!

iPhoneにはもう1つ端末の入手方法があって、iPhoneの発売元である「Apple(アップル)」で、SIMフリー端末を購入することができるんです。

「SIMフリー端末」とは、「SIMロック」をしていない端末の事で、アップルの端末は「SIMロック」されていないんです。

「SIMフリー」の端末は、大手キャリア3社+MVNO全てのSIMをそのまま挿入して利用することができます。

選択肢として、「SIMフリー端末」を購入する…という方法があります(MVNOで購入できるAndroid端末もSIMフリーです)。


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「MVNO」と、頭の「M」だけ一緒ですが、違う言葉なので混同しないようにしてくださいね^^

「MNP」とは、「Mobile Namber Portability」の略で、通信会社を変えても、今使用している電話番号をそのまま使える制度です。

例えば、今、ドコモで「090-111-222」という番号を利用しているとして、料金の安いMVNOに通信会社を乗り換えた場合でも、現在使用している電話番号をそのまま使えるので、友人知人に新しい番号を知らせる手間がありませんし、銀行等の登録先の情報を変更する必要もないので、通信会社を変更する際には多くのユーザーが利用している制度です。


手続きそのものも、そんなに面倒ではないので、現在の電番を継続できた方が良いと思いますが、電話番号が変わってもいい、逆に変えたい…という方は、MNPを利用しなくても問題ありません。

その場合は、元の通信会社を解約して、新しい通信会社に新規契約として申し込んでください。


■キャリアメールが使えません

通信会社をMVNOに変更した際に、困ることの上位にくるのが「メールアドレス」の問題です。

「***@docomo.ne.jp」や、「***@ezweb.ne.jp」などの、いわゆるキャリアメールと呼ばれる「携帯メールアドレス」は、MVNOにすると使えなくなります。

キャリアメールと呼ばれるのは、大手キャリア3社のアドレスだけなので、MVNOでは発行さえできません。

携帯向けのコンテンツサイトでは、キャリアめーるでしか登録できない…という場合もあるので注意が必要です。


❢ヒント!

MVNOを利用するのであれば、そのたびにアドレスを変更しなくて良いように、「Gmail」や「Yahoo!メール」等を利用することをお勧めします。

パソコンからも、スマホからも同じアドレスで利用できるので、便利ですよ^^

ただし、その場合でも、キャリアメールの登録を求められる場合には、登録できません。


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ちなみに、ワタシは、SIMフリーの「iPhone6s」に、「mineo」のSIMを組合わせて利用しています。

iPhoneに関しては、iPhoneが好きだから…が理由です(笑)。

以前は、Android機を利用していました。

でも、画面をタップした際の不正確な動きや、動作のトロさが嫌で、iPhone4sからiPhoneユーザーになりました。

きっと手にしたAndroid機がハズレだったんでしょうね💦

「4s」時代は、auを利用していましたが、MNPでMVNOにした経緯があります。


何社かのMVNOを利用しましたが、現時点で私的にイチオシなのは「mineo(マイネオ)」になります。

料金的には、MVNO業界最安クラス…ってわけではないのですが、会社自体がユーザーフレンドリーで、非常に居心地がよいMVNOです。

初めてのMVNOで不安であれば、「mineo」のようなMVNOがオススメかと思います。

関連記事:「フリータンクって?ユーザーコミュニティがあるMVNO~mineo



長くなってしまいましたが、基本的なことはお分かりになったでしょうか。

状況をある程度理解してしまえば、そんなに敷居は高くありませんので、スマホ料金を安くするために1歩踏み出してみては如何でしょう?




ワタシのイチオシMVNOです。
mineo





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