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2016/11/08

KDDI決算発表会に見るUQmobileの立ち位置

ユーザーとしては「UQmobile」が今後どんな展開をしてゆくのか、どこへ向かおうとしているのか…ってちょっと気になりますよね。

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もちろん「UQmobile」のことは「UQmobile」に聞くのが一番…って事で、先日の「2016年秋冬発表会」では色んな事が分かりました。

でも、「UQmobile」はKDDIの連結子会社である訳ですから、KDDIの方からも分かる事があるのかな…と思い、今年になって開催された「KDDI決算説明会」の動画を見直してみました。

今年前半の2回に関しては「UQmobile」の名が登場する事はほぼありませんが、8月、11月と「UQmobile」の名が登場する機会が多くなり、質疑応答でも関連質問が大幅に増えている印象でした。

全体的に見ると、やはり「MVNO」の存在感が増しているから故の事だろうと思いますし、KDDI内における「UQmobile」の立ち位置が従来より一段高くなったような印象を持ちました。




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2017年3月期1Q決算説明会



「2017年3月期1Q決算説明会」は8/2に行われました。

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他の部分は省きますが、「UQmobile」に関することは資料で1ページ、説明内容は3つでした。

  1. タッチポイント(ユーザーとの接点)について、他社はWEB中心だが「UQ」は実店舗を全国1,000店を目指していること

  2. 「ぴったりプラン」が手ごろで人気が出ており、女性ユーザーが増えたこと

  3. 端末のラインナップを拡充していること


が社長から報告されていました。

(3)については、確かに拡充が行われて、8機種12モデルをラインナップするようになりましたね(*^▽^*)



質疑応答での「UQmobile」関連の質問は1回。

内容は、「UQmobileのユーザーに対して、auの付加価値サービス(例えばスマートパス等)を提供する予定はあるか」ですが、これに対する田中社長の反応がちょっと面白かったです。

言葉(回答)上では「auサービスはauユーザーのものであり、UQmobileユーザーに販売してゆくという考えは今のところない」(笑)というののでしたが、合わせて「将来に渡っては分からない」とも述べていました。

最後の(笑)に何か含みを持たせているように感じたのはワタシだけでしょうか(≧▽≦)

今はそういう事にしといてくれ…そんなニュアンスを感じたんですが💦

ドコモも、ドコモのサービスの販売をドコモ系MVNOで可能にしているように、将来的には、スマートパスそのものか、形や名前を変えてなのかはわかりませんが、UQで販売される日がくるのかもしれませんね。

今はまだ…というのは、まだ新規会員を集める段階で、収益を通信で挙げてゆける時期だから尚早だ…という意味だと受け取りましたがどうなんでしょうね(*^▽^*)

「2017年3月期1Q決算説明会」の模様はコチラ




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2017年3月期2Q決算説明会



「2017年3月期2Q決算説明会」は、11/1に開催されました。

8月に比べ、「UQmobile」に関する資料が2ページに増え、説明も少し長めになっていました。

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社長の話しは3点でした。

  1. 2015/10/01の合併以降、「料金プラン」「端末ラインナップ」の拡充、「販売チャンネル」の強化等に注力し、順調に契約者数を伸ばしてきていること

  2. 端末ラインナップについて、秋冬において8機種増加、合計12機種に強化されたこと

  3. 新CMが放送開始となっていること



この中で気になったのは、(3)のCMに関連して『すでに他社格安スマホをご利用のお客様をはじめ、スマートフォンを手軽に利用したいお客様に対して積極的にアピールしてゆく…と聞いている』との発言でした。

でも、それを言うなら「トライ」を「キャリアメールあり」を条件にしているのは合致しないなあ…と感じました。

「トライ」は非常に良い制度だと思いますが、キュアリアメールがないと申し込めない(利用できない)事は非常に勿体ないと思いますので、ぜひ、KDDI社長(実はUQコミュニケーションズ会長でもあります)の言うように、すでに格安スマホを利用しているユーザーでも「トライ」が利用できるようにしてほしいものです。



質疑応答では複数回「UQmobile」関連の質問があり、その都度田中社長が回答していました。

  • 「UQmobile」を含めた通信料収入や契約数は如何か

    答:MNOとしては契約者数が減少しているが、UQを加えた場合にはほぼフラットにはなっているのではないか


  • 今後「UQmobile」は「au」と一体化した運用をするのか

    別質問に答えて「MNOとMVNOが同質化しても意味がない」と答えている上で、

    答:一体化する方向なのかと言えば、そうではないという方向だ。

    答:料金等は他のMVNOと公平に扱っている…とする一方、「UQスポット(店舗)」等でお互いにメリットがあるものついては協業してゆく。是々非々でやってゆきたい。

    答:全体の業績としては、そういったものもプラスになればいいと思っている。

  • 今後、通信以外の部分、コンテンツ等で協業してゆく考えは今のところないのか

    答:是々非々でやってゆきたい。端末調達においてもKDDI側のものもあれば、独自調達もある。お互いのメリットがあれば一緒にやってゆくというのがポリシーだ



質問者が事例としてSoftbank-Y!mobileの事例をあげ、サブブラン化や一体運営を問いただしたのに対して、「MNPとMVNOが同質では意味がない」「一体化運営を目指していない」と回答していたのが印象に残りました。

Softbank内の1ブランドである「Y!mobile」とは明確に立ち位置を異にし、あくまでMVNOとしての独自運営をしてゆくんだな…と感じました。そして、協力できることはする、お互いにメリットがある事であれば一緒にやる…といった協業も少しずつ見えてくるのかなと思いました。


「2017年3月期2Q決算説明会」の模様はコチラ




ただ、こうしてKDDIの決算発表に「UQmobile」の名前が登場する以上、通信・通話の品質についてはKDDIのメンツが潰れない程度にバックアップしてゆくんだろうなあ…と思った次第です。

「UQmobile」の立ち位置は、限りなく本体auに近い「MVNO」…、ここは変えないで頂きたいものですね(≧▽≦)

今日も「UQmobile」、爆速です♪




余談ですが、田中社長は「解約者数を減らさなくてはならない」という事をしきりに言っており、それは8月よりも11月の方に強く出ていました。

このことは、8→11月の間にMVNOの存在感がますます増したことの現れだと思いますし、様々な要因でau本体の新規獲得が予定を大きく下回る中、契約者数が減少している状況に危機感を持っている様子がありありと伝わってきていました。



UQmobile
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