2017/02/17

素人でもわかるMVNO選びのポイント~安さだけじゃない!通信速度をチェック

大手キャリアから格安SIMに乗り換えよう…と思う理由って「料金の安さ」ですけれど、それだけだと後から後悔するかも…^^;

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初めてMVNOを利用しようとする方のための「注意点」や、ワタクシの失敗体験から得た「アドバイス」などをシリーズでまとめてみたいと思います。

第1回目は、「速さありき」がモットーの当ブログらしく、「通信速度」の重要性についてお話ししてみたいと思います。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇



昨今、MVNOや格安SIMと言う言葉もかなり浸透してきて、スマホなんて使えればいいという感じだった知人・友人たちも「(MVNOに)変えようかな」なんて言うようになってきました。

シリーズ第1回目の今回は、これからMVNOに乗り換えようと検討中の方向けに、ワタクシなりのMVNOを選ぶポイントをお話ししようと思いますのでお付き合いください^^



ワタクシの失敗に見る2つの教訓



大手キャリアからMVNOに乗り換える理由・動機は、やはり料金の安さでしょう。

ワタクシもそうでした。

2年縛り明けのタイミングで「au→MVNO」に乗り換えたのですが、その乗換えは「失敗だった」と断言できます( ;∀;)

どうして失敗したのかを探ると3つの教訓が見えてきます。



■教訓そのいち・そのに

2014年当時は、まだMVNOなんて言葉もあまり浸透しておらず情報を集めるのに苦労しましたし、結局のところ、肝心のな情報を得られないままに乗り換える事になってしまい、縛り(最低利用期間)が明けるまで1年間の忍従の日々を送るハメになりました^^;

ワタクシが最初にMVNOに乗り換えた際に考慮したのは、「料金」と会社の「ネームバリュー」だけでした。

どんな事に気を付ければいいのか…なんて情報はほとんどありませんでしたので、昔からある有名な会社なら安心なんだろう…と思ったんですよね^^;

でも、そのMVNOは通信速度に関しては興味がないようで、遅い速度を放置したまま全くと言ってよいほど速度の改善が行われませんでした。

結果、確かに大手キャリア(auから乗換え)に比べて月額料金はかなり安くなりましたが、それ以外のもっと大事な要素=通信速度を考慮していなかったために、見たい時にロクにWEBも見られないような、我慢に我慢を重ねる1年間になってしまいました。



ここで、ワタクシの1つ目の教訓~「MVNOはまず速度ありき」を学びました。

そうか、他のどんな要素より、スマホが通信端末である以上きちんと速度が出ていないと使い物にならないんだ…と学んだ訳です^^;



そして合わせて、2つ目の教訓~「MVNOは有名とか大手とかではない」を学びました。

小さな会社・有名ではない会社でも高い意識を持って通信速度を維持・向上させようとする事業者がありますので、重要なのは会社の大きさや知名度などではないという事なんです。


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■教訓そのさん

ところで「乗換え」という観点で見ると、実はMVNOってタチが悪いんです(笑)。

例えば、大手キャリア→MVNOの乗換えであれば「月額料金」が大幅に下がりますので、「更新月」を待たずに乗り換えても月額料金の差額で「違約金」分を埋める事が可能ですし、逆に残り期間が長い(つまり早く乗換える)方が違約金より料金差額が上回ってお得になってしまうんです。

しかし、MVNO→MVNOの場合はそうはいきません。

MVNOどうしでは「料金差」がほとんどないために、縛り期間を待たずに乗換えると「違約金」を穴埋めする術がなく、そのまま損失となってしまいます。

結局、最初の乗換えに失敗したばかりに、違約金の損失を埋める術がないままMVNO→MVNOの乗換えが実行できず、縛り明けまで我慢の1年間を過ごことになり、ワタクシの3つ目の教訓~「最初の乗換えが大事」を学びました^^;

やり直し(MVNO→MVNO)は効かないので、最初の「大手キャリア→MVNO」の乗換えの際に十分に情報を集めて自分に合ったMVNOを見つけるべき…という事が身に染みてわかりました^^;




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大手キャリアでは気づきにくい通信速度



気づかないというか、気にしない…と言った方がしっくり来るかもしれませんがそれは「通信速度」です。

大手キャリアにいると「通信速度」なんてあまり気にしませんよね。

かく言うワタクシも気にした事がなかったために、最初の乗換え時に悲惨な1年を過ごすことになった訳です(T_T)

回線の元締めである大手キャリアでは、年末年始などの特別な時期や余程特殊な状況でない限り「通信速度」を意識する事はほとんどありませんが、大手キャリアから回線を借りて通信事業を営んでいるMVNOの場合には、借りている回線の太さによって通信の速さが違ってくる…という事情があります。



よく説明に持ち出されるのが道路とクルマです。

例えば、3車線の道路と1車線の道路を同じ数のクルマが走った場合、どちらがスムーズに流れるか…と考えれば分かりやすいと思います。

当然1車線(つまり通路が狭い)の方がクルマ速度が低下しがちですし、下手すると渋滞が起きてしまう事もありますよね。



通信速度もそれと同じで、あまり太くない回線に多くの利用者の通信が流れ込むと「通信の渋滞」が起こって速度が低下する…と言う訳です。

じゃあ、MVNO全てが太い回線を借りればいいじゃないか…と思いますが、太くすればそれだけコスト(賃料)がかかりますし、各社のユーザー数も異なりますし、「通信速度」について会社ごとに考え方が違うなど、MVNO各社の事情があるんですね^^;

大きな会社でお金持ちであれば太い回線を借りる事ができるかもしれませんし、「通信速度を落とさないように頑張ろう」という意識を持っている会社もあるかもしれませんが、要は単にお金持ちだから・大会社だから…だけではなく、如何に通信速度を維持・向上させるかという意識を持っているか等の点も関わってくるのだろうと思います。

ワタクシが最初に乗り換えたMVNOは、インターネット接続で老舗とされる有名な会社でしたが、通信速度に関して意識が低く、使い勝手の悪い遅い通信速度を1年間耐えるしかありませんでした。

大手キャリアではあまり意識する事のない「通信速度」ですが、MVNO選びでは重要なファクターだという意識で乗換え先を検討されることをお勧めします。




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乗換えでありがちな失敗



このように、「通信速度」に意識が向きづらい大手キャリアからの乗換えの際には、「通信速度」以外の別の要因にばかり目がいってしまうケースがあります。

それは、「月額料金の安さ」はもちろんの事、「乗換え時の特典(キャッシバック等)」とか、「欲しい端末が購入できる」とか、「よく聞く社名の大きな会社だ」とか、「TVCMでよく見る」等々の理由を優先して選んでしまって、いざ使い始めたら使い物にならない…なんて失敗例が少なくないようです(かく言うワタクシも同様です^^;)。

その結果として「MVNOなんて安かろう悪かろうだ」とよく言われる事に繋がるのかもしれませんが始めに、初めにキチンと見るべき処をみておけば防げた失敗なので、皆さんにはぜひそうした失敗をせずに乗換えに成功して頂きたいと思います。

MVNO各社とも、各々に特徴あるプランやサービスを掲げ、乗換え特典なども用意してアピールをしていますので、どうしてもそちらに目が行ってしまうのはやむを得ない事だと思います。

実際に、良心的なMVNOでは、ユーザーサイドに立った本当にお得で実用的なプランやサービスを用意していますので、それらは積極的に利用すべきですが、一方では、大した内容でもないのに言い回しや表現の方法を変えるなど喧伝するケースもあるので、自分に本当に必要なサービスや特典を見極める事も重要です。



それには、まず現在の大手キャリアの請求書の内容をよ~く吟味する事です。

実際の利用に即したプランやサービスをチョイスすべきで、お得だから、今だけ安いから等の理由で不必要なプランやオプションを契約すべきではありません。

ほとんど通話をしないのに「かけ放題」を選んだり、月間1~2GBしか通信しないのに5GBを選んだり…等を防ぐためにも、現在の利用状況を把握しておくことが重要です。



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ワタクシの感覚で言えば、通信速度がきちんと出せていて基本がしっかりしている会社は、あまり派手なキャンペーンは打たない傾向にあるように思います。

派手なキャンペーンを打てば打つほどコストがかかる訳で、キャンペーンで大量の新規ユーザーを抱える事で速度低下を起こしたMVNOが何社もあります。

もちろん、MVNOも営利企業ですので、ユーザー数を増やす事は至上命題ですが、通信速度などのサービス面のレベルが下がって退会者が増えてしまっては元も子もありませんので、両方のバランスが取れている会社がお勧めのMVNOだと言えるかもしれません。

ユーザーフレンドリーな社風で他社にない独自のサービスを提供し満足度の高いMVNOで、人気が高い故にユーザー数の増加が半端なく、回線増強をしても追いつかない(つまり速度が改善しない)…といった事例もワタクシ自身で経験しています。

いくらサービスが良くても居心地が良くても、結局のところスマホは通信機ですので、WEBが快適に閲覧でき動画が停止することなく視聴できなくなってしまっては無意味…と言う事で退会したケースもありました。




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快適な通信速度とは?



ワタクシはよくこのブログで「昼休みのランチ検索」を目安として挙げます。

「昼休み」とは多くのスマホユーザーが集中して通信が混雑する「昼12時台」を表し、「ランチ検索」は画像が多く通信速度がある程度速くないと標示に時間がかかったり、下手をすると表示できないままタイムアウトになってしまうような少し重めのWEBを指してます。

つまり、非常に混雑する「昼12時台」でも、画像の多い重めのWEBをストレスなく閲覧できる事を表現するための「標語」のようなものです(笑)。



MVNOの評価をする際に、混雑時を除けば十分に使い物になります…的な記述を見かける事がありますが、それって通信機器として使い物になりますかね?

社会人でも学生でも、多くのスマホユーザーが「今この時にスマホを使いたい」と思うからこそ「集中」が起こり「混雑」が発生する訳で、それは言い換えれば「皆が使いたい時間帯」であるわけです。

「皆が使いたい時間帯」以外なら使える…なんて意味がないと思うんですよね^^



ではどこまで速度が出ていれば「快適」に利用できるんでしょうか?

実は皆さんが思っているよりかなり遅い速度かもしれません。

一般的に、0.5Mbps出ていればまずまず、1Mbps出ていれば問題なく使え、3~5Mbps出ていればサクサクでストレスなく使える…なんて言われています。

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こちらは速さには定評のある「UQmobile」の速度計測結果です。

ほぼ100Mbpsって、こんな速度いらないじゃん!💦

って感じですが、実はさにあらず^^



画像の計測時間は10時台ですが、MVNOにとって午前中の時間帯は比較的速度が出やすい時間帯なんですが、ワタクシもこの測定値を見て「こんなに速い通信速度って必要?」と思いますが、重要なのはその速い速度を混雑時にどこまで維持できるか…なんです。

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こちらも「UQmobile」の測定値ですが、昼12時台でも約「70Mbps」という圧巻の速度を見せています。

回線が混雑すれば速度が下がる…という図式は変えようがありませんから、混雑時に下がった際の速度がどの程度で維持できるのか…が重要なんです。

つまり混雑時以外に通信速度が不必要なぐらい速いのは、混雑時でも快適な通信速度を出すと必然的に他の時間帯も速くなる…という事なんです。

重要なのは「混雑時」の速度ですので、ぜひ「昼時」と「夜間」の混雑時の速度、さらにもし可能なら回線増強の頻度や改善状況などを勘案してMVNOを選んでみてください。




低速モードを使いこなす



「通信速度」という観点で、もう1つ大手キャリアでは意識しない事があります。

それが「低速モード」です。

大手キャリアでの「低速」は、契約した通信容量を使い切ってしまうと課せられる「ペナルティ」のようなニュアンスで捉える方が多いのですが、大手キャリアの低速時の通信速度は最大(ベストエフォート)128kbpsで、実際に使い物にならないほど遅いので、そうした認識もあながちハズれてはいないと思います。


一方MVNOでは、ユーザー自らが自分の意志で「低速」をチョイスできる場合があります(低速モードを提供していないMVNOもあります)。

通信速度は大手キャリアの倍近い200kbpsで、実はこれが案外使い勝手がよく、コスト削減にも役立つ仕組みなんです。

例えばテキスト中心(つまり大画像が貼り付けられていない等)のメールや、LINEなどのSNS、画像の多くないブログやニュースサイト、音楽配信サービスなどはあまり速い通信速度を必要としません。

大手キャリアでは「高速/低速」を選べませんから、高速通信が必要のない場面でも常に高速を使って契約したデータ容量をどんどん食っていきます。

言ってみれば、使う必要のない場面で使って無駄遣いしている…とも言えるんです。

近所のスーパーの買い物に燃費の悪いスーパーカーで行ってガソリンを無駄遣いするイメージでしょうかね^^;

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低速モードを提供しているMVNOの場合は、専用アプリから好きな時に簡単に「高速⇔低速」を切り替えられますので、不必要な場面で「お金のかかる」高速通信(4GLTE)を使わずに済みます(低速モードは無料で利用できます~契約容量が減りません)ので、無駄に使っていた分のデータ容量を少なくする事ができ、ひいては月額料金の圧縮にも影響してくる場合があります。

できるだけ月額料金を節約したい場合には、「低速モード」(各社呼称が異なります)を提供している事業者をチョイスするのも良いと思います。

ただし、一口に「低速モード」と言っても、各社、実効速度にはかなり差があるので、キチンと上限いっぱいまで速度が出ているMVNOを選んでください。

UQmobileの
節約モードを確認する

通信速度に定評のあるMVNO



混雑時でも速度低下が激しくなく、ストレスなくデータ通信が行える…と定常のあるMVNOです。


UQmobile
au回線使用のMVNOで、通信速度は本家auと同等の速さを誇ります。安定性も抜群です。au回線MVNOで唯一iPhoneでのテザリングが可能となっています。「5分かけ放題」プランもスタート!

UQmobile
Onlineショップ


LINEモバイル
ドコモ回線使用のMVNOの中で、ダントツの通信速度を維持しています。LINEをはじめ各種SNSの通信料がカウントフリーです。データSIMなら1GB=500円から利用可能です。

LINEモバイル公式サイト


IIJmio
高い技術力でMVNO界のリーダー的存在。au回線を使った「タイプA」がユーザー数がまだ少ないので高速通信を維持しています。使った分だけ支払う「エコプラン」もお勧めです。

IIJmio 公式サイト


IIJmioの通話定額オプション登場!何度でもかけ放題

長い記事をお読みいただきありがとうございました。

今回は、MVNO選びのポイント~通信速度について書いてみました。

言うまでもなく、自分の使い方に合った料金プランや、データ容量、料金、端末、オプションなどMVNOを選ぶべきポイントは無限にあると言ってもいいぐらいですが、語弊を恐れず極論を言ってしまえば、しっかりとした通信速度が出ていれば、後は何とかなる…というのが、ワタクシの経験則から来る実感です💦

逆に言えば、ストレスのない通信が実現しなくては、他のどんなプランやサービスの良さも満足感には繋がらない…って思うのです。

ご参考になれば幸いです(*^▽^*)

次回は、「通信速度」以外のMVNO選びのポイントについて…の予定です♪

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