2017/03/20

Y!mobile・UQmobile~MVNOのかけ放題定番化でお得感アップ!

ついに「LINEモバイル」が今年初夏を目途に「通話定額」導入を発表するに至り、MVNO各社の「かけ放題」サービスが定番化しつつありますが、それに連れて「Y!mobile」「UQmobile」の「1,980円プラン」のお得感がアップしているようです。

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「Y!mobile」が「ワンキュッパ」プランの提供を開始した当時と今とでは、、モバイル通信を取り巻く状況は大きく様変わりしました。

「Y!mobile」が、「10分間かけ放題」をセットして基本料3,980円のプランをリリースした背景には、当時MVNOに対して言われていたこんな「評価」がありました。

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通話が多い場合には大手キャリアの方がお得

それと言うのも、当時のMVNOはデータ通信においては安価なプラン料金を提案して徐々に人気を博し始めていましたが、通話に関してはほとんど対策・施策がなかったためでした。

そんな状況に、大手キャリアの「かけ放題(無制限)」と「かけ放題ライト(5分間)」の中間を狙ったような「10分間かけ放題」を月300回まで…という通話定額をセットした「(大手キャリアよりも)格安」な料金プランを提案したのが「Y!mobile」でした。

「かけ放題ライト(5分)」でもベーシックな月額料金は7,000円程度になる大手キャリアに比べ、約半額の料金で10分かけ放題を利用できる上、データ通信の速度や品質に関しては「Softbank」そのもの(SOftbankのサブブランド)である「Y!mobile」の人気は一気に高まりました。

キャッチーなCMの大量投入で「Y!mobile」の名は知れ渡り、これまで格安SIM/スマホなど全く知らなかったユーザーにも認知を広げたという意味で、「Y!mobile」の果たした役割は非常に大きかったと言えるでしょう。

当初、MVNOに懐疑的で消極的だった事が仇となり、顧客流出が顕著となっていた「au」も、遅まきながら「格安SIM」「格安スマホ」の隆盛に気づき、グループ会社である「UQmobile」に「打倒!Y!mobile」の使命を持たせ追従し、現在に至ります(半分私の想像です~笑)。

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MVNOでも通話定額サービス

通話するなら大手キャリアじゃないと割高になる…等と言われたのがウソのように、今ではMVNO各社とも各々に「かけ放題」や「通話パック」等の通話定額オプションを用意していますし、ユーザーも安い基本料金に「通話定額」を組合わせて契約するのが一般的になってきたようです。

代表的なMVNO各社の基本料と通話定額料金を比較してみます。

音声付
基本料
かけ放題 合計額 備 考
IIJmio(5分) 1,600(D) 830 2,430 家族と30分
IIJmio(3分) 1,600(A) 600 2,200 家族と10分
mineo 1,600(D) 850 2,450
mineo 1,510(A) 850 2,360
楽天モバイル 1,600 850 2,450
NifMo 1,600 1,300 2,900 フル・IP電話
Biglobe 1,600 650 2,250 3分間
DMMmobile 1,500 850 2,350
DTIsim 1,490 780 2,270

データ通信だけなら1,500~1,600円程度で利用できますが、「かけ放題」オプションをチョイスるすると2,300~2,500円/月になり、思ったよりコストが嵩む印象です。

それでも大手キャリアと比較すればかなり割安で、感覚的にほぼ1/3程度の料金負担で5分(一部3分)のかけ放題が利用できます。

また、「NifMo」「DTIsim」以外はプレフィックス電話(相手先電話番号の前に特定の数字を付加する事で安く通話できる電話の事~※)を利用するので、かけ放題の制限時間を超過した場合でも10円/30秒で通常通話料金の半額でかけ続けることが可能です。

「NifMo」はIP電話を利用する事で、時間制限のない(90分程度で一旦切れる)完全なかけ放題を実現しています。

「DTIsim」は安い回線を経由せず通常の電話回線に直接つなぐ方式のままでかけ放題を実現しているため、超過後は20円/30秒の通常料金となります。

※プレフィックスは「いちいちアプリを立ち上げるのが面倒だ」という方がいますが、通常電話だって専用の電話アプリを立ち上げるので同じことです。

立ち上げるアプリが異なるだけですし、特番号の付加もアプリが自動的に行ってくれますので、何かしらの手間が増えたり手続きが必要という事はなく、いつも通りの電話発信ができます。

ただ1点注意が必要なのは「折り返し」です。

着信はプレフィックス電話アプリにはかからず、通常の電話アプリに着信しますので、そのまま折り返し電話をかけてしまうと20円/30秒の通常料金がかかってしまいますので、一旦通常電話アプリを閉じて、改めてプレフィックス電話アプリを立ち上げるのが少々手間と言うか、忘れてうっかりそのままかけてしまいがちです。

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IIJmioの通話定額オプション登場!何度でもかけ放題

サブブランドはかけ放題料金込み

前項で見たように、MVNO各社のかけ放題+基本料は2,200~2,500円程度に収まっています。

こうしたオプションがMVNOで用意されるようになったのはつい最近の事で、それまでは通話をするユーザーは大手キャリアを使うべき…と言われたものでした。

冒頭で述べたように、そんな中で「かけ放題料金コミコミで1,980円」を打ち出した「Y!mobile」、そして追従した「UQmobile」ですが、やはり料金の割高感は否めなかったのですが、MVNO各社がかけ放題オプションを提供するようになった現在では、状況が変わってきています。

MVNO各社の「通話定額」料金込みの料金が、通話定額プラン料金込みのサブブランドの「S」プラン料金にモロにバッティングするようになってきているんです。

Y!mobile/UQmobileのサブブランド系は、元の料金は若干割高ですが、「スマトク割/スマホプラン割」「イチキュッパ割/ワンキュッパ割」の割引を適用する事でMVNOの料金に伍しています。

元々の料金は(MVNOに比べて)割高なので、割引が終了した時の事を考えると不安だ…という方がいますが、私的にはサブブランドが割引を終了する事はおそらくあり得ないのではないかと思っています。

と言うのも、MVNO各社とユーザー獲得において凌ぎを削る状態の中で、割引を終了する事はかなり無謀だと思うんですよね。

それどころか、これまでは割引対象外だった同系回線からの乗換えにも割引を適用するキャンペーンをこっそり開始しているのをご存知ですか?

従来は、au(及びau回線MVNO)→UQmobile、Softbank(及びSB回線MVNO)→Y!mobleの乗換えについては、「スマトク割/スマホプラン割」を適用していませんでしたが、2017年3月1日から「キャンペーン」として、いずれでも割引を適用するようになっています。

と言うように、割引を終了するどころか、逆に割引料金ありき、割引拡大で戦わざるを得ない状況は続くと思いますので、恒常的に全てのユーザーに最大限の割引を付けた料金になってゆくのではないか…と思います(個人的予想ですが^^;)。

さてそうなると、データ量が2GBと少な目とは言え、キャリア品質の通信と「無料」の通話定額をセットしたプラン「S」は、2年間の平均月額が2,480円(※)というのはかなり強力な武器になってきます。

(※)初年1,980円、2年目2,980円なので平均すると2,480円/月支払う事になります。

安さが最大の魅力であるはずのMVNOの「かけ放題」オプション付きの料金と真向からぶつかる料金帯なんですね^^;

これって、MVNOを選ぶ理由がかなり希薄になってしまうように思いませんか?

Y!mobile
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UQmobile
料金プランをチェック

サブブランド2社の存在感

正直言って、ドコモ系のMVNOは各社とも通信速度を維持するのにかなり苦心していますし、多くのMVNOは昼12時台や夜間ゴールデンタイムなどには速度低下を起こしてWEB閲覧等にも支障を来すことも少なくありません。

一方では、時間帯を選ばずに常に高速通信を安定的に提供するサブキャリア組の料金も同程度…となると、ワタクシ的は通信速度・品質重視で選んでしまいたくなります。

もちろん、通信会社を選ぶ理由は通信速度や通信品質だけではありませんが、逆に通信速度が遅くても構わない…という事もないはずなのですが、大手キャリアを利用している間はあまり通信速度や速度低下など意識しませんので、通信速度が遅いとどうなるのか…という事に無頓着な場合があるようです。

しかしそれは、一定の速度を維持できる大手キャリアの中の感覚であって、実際にMVNO/格安SIMに乗換えると、選んだ通信会社によっては実用にならない速度まで低下してしまう現実もあるという事は想定しておくべきではないかと思います。

Y!mobile
動作確認端末一覧

UQmobile
動作確認端末一覧

MVNO/格安SIM各社、様々なプランや施策で自社をアピールしていますが、肝心の通信速度については「ベストエフォート」表記(理論上で最大の速度)で横一線ですが、正直なところ実効速度にはかなりの差があるのは事実ですし、実用的な速度を維持できている格安通信会社はごく僅か…という現実もあるようです。

そんな中、キャリア同等の品質で通信を確保できるサブブランド2社のアドバンテージは大きいですし、加えてMVNO各社がラインナップを進める「かけ放題」が一般的になるにつれて、サブブランド2社との料金差が無くなってきている事にも注目してみて下さい。

今回は、ここへきて「かけ放題」が一般的になればなるほどサブブランド2社の存在感がググっと増している事について書いてみました。

「Y!mobile」「UQmobile」のサブブランド2社が元気ですね(≧▽≦)

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