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2017/04/30

Y!mobile×UQmobile比較2017年4月版~今のお勧めはどっち?

激しいライバル関係でしのぎを削る「Y!mobile」と「UQmobile」ですが、前回のガチンコ対決から4カ月経過した今現在のお勧めはどっちなんだろう…って事で今の両社を比較してみました。Y!mobile、UQmobileお勧め格安SIMはどっち?2017年4月版です。

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プランの内容や仕組みはそっくり、料金もガップリ四つ相撲、通信速度も速く安定しており、iPhoneSEをラインナップしている処まで同じで、違いを見つける方が難しいほど拮抗した競争を続けている「Y!mobile」と「UQmobile」です。

前回の比較は2016年12月で、まだ「UQmobile」に「かけ放題」が導入されていない時期でしたので、通話を頻繁にするユーザーには「Y!mobile」がお勧めになっていた訳ですが、3/1以降、「UQmobile」では、「かけ放題」の提供を開始しただけでなく、従来からある「無料通話パック」も存続させたことで、逆に、通話定額のおいて、「Y!mobile」にはない「無料通話(60分~)」の選択肢を持つ分だけアドバンテージを持ったとも言えるんじゃないでしょうか。

そうした一方で、サブブランド系2社の激闘の陰に埋没してしまっている感のあるドコモ系MVNOは、プランやサービス、端末などで他社との違いをアピールしているものの、どうしても同じ土俵での戦い(=大差ない)という印象で、サブブランド程の興味をそそられない…という感じがします。

今回は「Y!mobile」と「UQmobile」、2017年になってから加わった新たなサービスや仕組みなどを加味した上で、今現在、ぶっちゃけでどちらがお勧めなのか…を探ってみたいと思います。

= = 目次 = =

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通信速度にこだわる理由

「通信速度」はSIMやスマホを使う上での「基本性能」だと私は考えています。

多くのMVNOでは、如何に安く、多くのデータ量を使えて、魅力的な端末を安く購入できるのか…をしきりにアピールしますが、ワタクシ的にはそこに若干の違和感を覚えます。

まずは基本性能たる「通信速度」のアピールがあって、プラン/オプション/端末品揃えなどは二の次の問題じゃないのかな?と思う部分があります。

誤解のないようお断りしておきますが、プランや端末がどうでもいい…と言っているのではありません。

それは、どんなにお得なプランであっても、どんなに大容量プランが割安であっても、魅力的な端末を割安に購入出来たとしても、それらを活かすための「通信速度」が、最低限の実用レベルで提供されていなければ無意味だ…という事です。

極端な話し、50GB=500円の超破格な割安プランがリリースされ、しかも最新のフルスペック・スマホをセットで半額で分割購入できたとしましょう。

このプランを使って、最高級スマホで高画質動画を見たいと思ったのに、実はこのSIMの通信速度が0.5Mbpsにも満たない速度しか出ないとしたら、お得なプランや大容量のデータ容量、さらにフルスペック・スマホのいずれも活かす事ができませんよね?

クルマに置き換えると分かりやすいかもしれません。

クルマは「走る/止まる/曲がる」という基本性能が備わってこそ…の存在です。

もし走れるけど止まれない、走って止まれるけど曲がれない…なんてクルマを、安いから、格好いいからと言う理由で購入するでしょうか?

そういう意味で、ある程度の通信速度を確保できないSIMは「基本性能を保持していないSIM」だと考えて良いのではないかと思うんです^^;

さらに、SIM選びの際によく聞く注釈に「昼12時台を除けば十分速い」、「夜の混雑時簡以外なら映画を楽々見られます」なんてのがあります。

そんなの意味ありますかね?

「昼12時台」や「夜のゴールデンタイム」、さらに「通勤通学時間帯」等の混雑時間帯というのは、なぜ混雑するのか…を考えれば、上記の注釈が如何に無意味でナンセンスなものかが分かります。

なぜか?それは、多くのユーザーが使いたいと思う時間帯だから…ですよね?一人一人のユーザーが「今使いたい」と思うからある時間帯に集中する訳です。

だとすれば、「混雑時間帯以外であれば十分使える」というのは、言い換えると「使いたい時には使えない可能性が高いが、他の使いたくない時間帯なら十分に使えますよ」って事じゃないですか?

そんなの意味ありませんよね。

まだMVNOが生まれて間もない頃は、大手キャリア以外はみんな遅かった時代があり、その時代であればそういう注釈も致し方ないのかもしれませんが、一部の優良なMVNOが時間に関係なく高速通信を提供できる現在では、「混雑時間帯以外なら」等と言う注釈は「言い訳」でしかありません。

現実問題として、時間帯に関わらず常に高速で安定した通信を提供しているMVNOは存在しますし、そうした高速通信の提供は、割高な料金でも、別途割増料金が必要なわけでもないんです。

同程度の料金で、速い遅いがあるなら、速い方がいいに決まってませんか?

もういい加減、遅い事業者の言い訳に付き合う必要はないのではないかな…と思います。

今後、大手キャリアに続いてMVNOでも「実効速度」の表示が義務付けられるようになると思いますが、その際になって慌てて速度アップするような事業者は、それまでは分かっていて手を抜いていた…と言う事に他なりませんから、今からよくよく注視しておくべきではないかと思います。

そんな訳で、ワタクシは「通信速度」は基本性能と考え、プランやサービス・端末ラインナップなどと同列に比べるモノではない…という観点で通信会社を選んでいますし、同じ観点でお勧めMVNOも選んでいます。

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Y!mobile/UQmobileの通信速度

業界でも1位2位を争う「Y!mobile」と「UQmobile」の通信速度は、正直甲乙つけにくい…と言うのが正直な感想ですが、実はそうなったのは今年(2017年)に入ってからで、昨年までの「UQmobile」は安定感に欠け、速い時は速いが、時々トンデもない速度低下に見舞われる事がありました。

「UQmobile」が、現在のようなサブブランド的な立ち位置を鮮明にする過程で、「通信速度」では負けない…という方針を打ち出した事が大きかったと思います。

実際の契機になったのは「2016年秋冬発表会(2016年10月24日)」で、その直前まで昼12時台の速度で速度低下を見せていましたが、発表会での野坂社長の「速度にはこだわってゆきたい」発言以降、急速に通信速度の安定感を増し、現在のような危なげない状況に至った経緯があります。

その流れで、昨年12月時点ではまだ速度低下の心配が若干あったのですが、現在に至るまで社長発言に反するような状況には一度も陥っていない事は高く評価できると思いますし、今後の通信速度についても、大きく落ち込むような事はないだろう…と安心していられそうです。

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こちらは今日の昼12時台の速度計測結果です。

いずれも非常に高速な数値(ある意味驚異的な速度)を記録しています。

若干、「Y!mobile」の方が速いと数値に出ていますが、ここまで来るともう体感として感じられる速度差ではありません。

※ただし、au回線の特徴として「上り速度」に関してはかなりの差を付けられています。

どちらを選んでも、通信速度と安定性に関しては不満という事はないと思います。

あとは使用地域の電波状況だけ…という感じでしょうか。

Y!mobile公式サイト

UQ mobile公式サイト

料金プランとデータ容量

プラン料金や、データ容量については、「スマホプラン」で先行していた「Y!mobile」に、「ぴったりプラン」で「UQmobile」が寄せていったので、ほとんど同じと言っても過言ではありません。

Y!mobile UQmobile
プラン スマホプラン おしゃべりプラン ぴったりプラン
種類 S M L S M L S M L
データ容量 2GB 6GB 14GB 2GB 6GB 14GB 2GB 6GB 14GB
月額料金 1,980
2,980
2,980
3,980
4,980
5,980
1,980
2,980
2,980
3,980
4,980
5,980
1,980
2,980
2,980
3,980
4,980
5,980
通話定額 かけ放題 かけ放題 無料通話
月額料金 10分 10分 10分 5分 5分 5分 60分 120分 180分

 

表で分かる通り、唯一の違いは「通話定額」の内容で、「Y!mobile」は10分間のかけ放題のみを提供、「UQmobile」は5分間のかけ放題と、60~180分の無料通話のいずれかを選択でき、月ごとのプラン変更も可能となっています。

他社MVNOと大きく異なるのは、プラン自体に「通話定額」が組み込まれている事で、別途オプション料金が発生する事はありません。

時々、他社MVNOで「通話定額」の別途料金を課金しておきながら「無料通話」と謳う妙な事業者があります(笑)が、別途料金を課している時点では無料ではないですよね^^;

「UQmobile」は基本料に「通話定額」が込みですので「無料通話」の表記は間違いではないです。

また、「スマホプラン」も「ぴったり/おしゃべりプラン」も2年ごとの契約(音声SIMの場合)~2年縛りとなるのが玉にキズですが、スマホ(iPhone含む)の分割購入と購入サポート(割引)が付帯しますので、割安に端末を購入できるメリットもあるので2年縛りを一概に否定はできません。

プランの点でキャリアである「Y!mobile」にはないMVNOの「UQmobile」ならでは…の特徴として、「データ高速プラン」や「データ無制限プラン」を提供しており、これらのプランは、通話定額や端末の分割購入・購入サポートが付かない反面、1年縛り(音声SIMの場合)で利用できます。

2年契約のプランでの比較の場合は、通話定額で「かけ放題」ではなく、一定時間の無料通話分が付属する「ぴったりプラン」をチョイスする場合以外は両社のプランに差はありません。

また、通話定額や端末購入支援が不要で、2年縛りを避けたい場合には、「UQmobile」であれば1年縛りでチョイスできるプランがある点でアドバンテージになると思います。

ちなみに、「ぴったり/おしゃべりプラン(2年平均2,480円/月)」と「データ高速プラン」(音声SIM1,680円/月)の月額料金の差額800円は、通話料にして20分ぶんに相当し、通話半額アプリを利用する場合には40分ぶんに相当します。

月間の通話時間が少ない場合には、あえて通話定額なしのプランを検討してみてもよいかもしれません。

以上から、プランやデータ容量での比較は「まったく差がない」と言う結論ですが、「無料通話」「かけ放題」の2種類の通話定額や、1年縛りのシンプルなプラン「データ高速(+通話)プラン」が選択肢として用意されている点で、少しだけ「UQmobile」有利と言えるかもしれません。

特に「ぴったり/おしゃべりプランS」及び「スマホプランS」と比較した場合に、データ容量が「増量キャンペーン」なしで3GBだという点でも使い勝手が異なりますので、注目してみて下さい。

端末ラインナップは

契約時にセット購入可能な端末のラインナップを比べてみます。

「Y!mobile」は、iPhoneが「iPhone5s32G」「iPhoneSE32G」「iPhoneSE128G」2機種3モデル、Androidは15機種となっています。

「Y!mobile」は、国内の通信会社で唯一「Android ONE」をラインナップ、力を入れているのが特徴です。

ただAndroid機は、モデルとしては少々魅力に欠けるキライがあるかもしれません。

一方「UQmobile」の端末ラインナップは、iPhoneは同じく2機種3モデル、Androidは12機種となっています。

以前はau回線の特殊性から端末ラインナップが貧弱なのが大きなマイナス要素でしたが、auの協力を得ながら特別仕様も含めラインアップを徐々に強化してきており、他社に引けを取らない数と質を確保していると言えます。

au回線への対応という特殊性はあるものの、比較的新しいモデルが多く魅力的なラインナップになっていると思います。

iPhoneSEをラインナップ

Y!mobile UQmobile
容量 32GB 128GB 32GB 128GB
基本価格 65,340円 78,300円 50,500円 60,100円
頭金 540円 540円 100円 100円
分割支払額 2,700円 3,240円 2,100円 2,500円
月額割引額 -1,080円 -1,080円 -1,100円 -1,000円
実質負担額 1,620円 2,160円 1,000円 1,500円
2年総額 39,420円 52,380円 24,100円 36,100円

こちらは、「iPhoneSE」をセット購入した場合の実質支払額ですが、「UQmobile」の方がかなり頑張っているのがわかりますね。

端末の比較においては、ラインナップでは同等と言えますが、価格では(Android機は同じ機種を扱っていないので直接比較ができませんが)、iPhoneの料金設定において「UQmobile」圧勝と言えそうです。

「iPhoneSE」購入希望の方は、「UQmobile」が第一の選択肢となりそうです。

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3年半前に発売された「iPhone5s」が未だに現役で過不足なく使用されている事でもわかりますが、iPhoneはライフサイクルが長いスマートフォンです。

さすがに、性能機能やセキュリティ面等から今から「5s」の購入はお勧めできませんが、「Y!mobile」「UQmobile」両社が新たにラインナップに加えた「iPhoneSE」は、Apple自身も大手キャリアでも販売が継続されている現役モデルですので、今後、4~5年程度は十分に実用に耐えると思われます。

そんな現役モデルが、購入サポート付きでリーズナブルに手に入れられるのはサブブランドならではの大きなメリットと言えると思います。

iPhoneSE、お勧めです^^

筆者註)

2017/07/14、Y!mobile/UQmobile両社ともiPhoneSEの大幅値下げが行われました。

32GBモデルの最安パターンで、何と月額500円(税込540円)から人気のSEを購入可能になりました。

詳細は、以下の各記事をご参照ください。

参考記事:Y!mobile~iPhoneSE大幅値下げ!~月額540円からの破壊力(2017/07/15)
参考記事:UQmobile~iPhoneSEを大幅値下げ!~32GBが13,000円の衝撃(20177/07/15)

Y!mobile公式サイト

UQ mobile公式サイト

その他使い勝手などを比較

ここまで、基本性能と言うべき「通信速度・安定性」に加え、「プラン」と「端末ラインナップ」を比較してきましたが、それ以外にも検討すべき項目はいくつもあります。

実店舗数

少し前までは、MVNO/格安SIMはオンラインで契約するもの、SIMや端末は宅配で届くもの…と相場が決まっていましたが、幅広いいユーザーが関心を持つようになるにつれて、大手キャリアと同じように「実店舗」での「対面販売」や「対面サポート」が望まれるようになってきています。

他社MVNOも含め、各社実店舗の拡充に力を入れていますが、実店舗数においてはキャリアである「Y!mobile」が全国に約1,000店舗超を展開しており、そうしたユーザーの希望に最も答えられる体制を築いています。

「UQmobile」も急速に店舗展開を進めており、WEB上には店舗数2,000店以上と表示されていますが、実際には携帯販売店や、量販店の携帯売り場などの「取扱店」を含めた数字で、直営店舗である「UQスポット」は60店舗弱に留まっており、実店舗数では「Y!mobile」の圧勝です。

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余談ですが、実店舗という事ではなく「ユーザーサポート」という面で見ると、ワタクシの経験では「Y!mobile」のサポートの態度はあまり好ましく思った事がありません^^;

非常に事務的で、「親身に相談に乗る」といった感じを全く受けないのは、電話サポートでもチャットサポートでも同様です。

一方、「UQmobile」の方は特にフレンドリーだという事もないのですが、不愉快にならない程度にごく普通に会話できる事が多いように思います。

この辺は、フレンドリーさを特徴とする「mineo」に比べれば両社ともまだまだ…といった印象です。

無料お試し制度

これまで、au回線/Softbank回線を使った事がないユーザーが乗換えを検討する際に最も心配なのが「電波状況」ではないでしょうか。

自宅はもちろん、会社や学校、友人宅やお店などの立ち寄り先で電波が実用レベルで受信できるのか…が気になりますよね。

UQmobileでは、SIM単体でも、スマホとのセットでも15日間無料で試してみる事ができる制度があります。

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「Try UQmobile(トライ・UQモバイル)」という制度で、通常「UQmobile」の利用時にかかる「契約事務手数料」や「月額基本料」「通信料」「ユニバーサルサービス料」等の一切の費用がかからずに試してみる事が可能です(宅配の送料までUQ持ちです)。

電波の入り具合だけでなく、使った事のない端末を使ってみたい…という理由でもNGは出ませんので、過去に「Try UQmobile」を利用した事がなければ、ほぼ誰でも利用する事ができますので、ぜひ活用したい制度です。

MVNOで唯一、恒常的なトライアル制度を設けているUQmobileですが、このトライアルに気づきにくい欠点が1つあります。

実は、トライアルではUQの売りの1つである「節約モード(低速モード)」は試せないんです。

節約モードはUQmobileの契約者向けのサービスのため、低速への切換えは「アプリ」や「マイページ」以外では操作できないためです。

この欠点を克服する方法は、「データ高速プラン」(データ専用)を契約する事です。

「データ高速プラン」は、契約月料金は日割り、解約月も日割りの上、最低利用期間がないため少ない負担で、短期間のお試し利用が可能になります。

もちろん、初期費用(3,000円+税)は必要になりますが、エントリーパッケージを使用する等の工夫をすれば、十分、お試し利用可能なプランとなります。

データSIMをそのまま利用する場合は継続利用すればいいですし、音声プランを別途MNPしたい場合には、データSIMは解約し、別途MNP手続きを進めれば、フルサービスを確認した上で利用する事が可能です。

ちょっとした裏技です。

「Y!mobile」には、残念ながらお試し制度はありませんので、「無料お試し」の面では「UQmobile」の不戦勝となります^^

低速モード

キャリアである「Y!mobile」には任意で低速通信を利用する…という「低速モード」の概念はなく、データ容量を使い切った後の最低限の通信手段…という位置づけです。

MVNOである「UQmobile」は、積極的に「低速モード」の利用をアピールしており、「ぴったり系」のプランでは他社MVNOより若干速い「300Kbps」、「データ高速プラン」では他社同等の200kbpsで低速モードを提供しており、専用アプリで簡単に切り替える事が可能です(UQではターボON/OFF、OFF時は節約モードと表現します)。

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理屈だけで重箱の隅を突いてみると…^^;

「Y!mobile」と「UQmobile」で、メール送受信・LINEトーク・WEB閲覧などを全く同じに使用した場合、通常時は低速に設定し必要時に高速に切り替える使い方が可能な「UQmobile」より、全てに高速通信を利用する「Y!mobile」の方が先にデータ容量を使い切ってしまう理屈になります。

実際にそうした比較をしてみた訳ではないので、具体的にどのぐらい違うのか等は分からないですが、理屈だけで考えればそういうことになります。

「UQmobile」は、高速⇔低速の切り替えがユーザーの任意であり、あるユーザーが徹底的に高速通信をセーブした場合、極端な話し全く高速通信を使わなかった場合には、月末までデータ容量を100%残すことが可能で、それが差の最大の事例になるかと思います。

つまり、「UQmobile」は高速通信を節約した分だけデータ容量を長持ちさせることができる訳で、言い換えると、「UQmobile」は「ここぞ!」という必要な時に高速通信を適切に使う事ができる訳です。

また、低速時の速度で比べると、「Y!mobile」の速度制限時128kbpsであるのに対して、「UQmobile」は、「ぴったり系」で300kbps、それ以外では200kbpsでの通信が可能…という差もあります。

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こちらは、速度制限時の「Y!mobile」と、低速(節約モード)時の「UQmobile」の速度計測結果です。

待受け時のテキストメール受信程度では差は体感できませんが、これだけの速度差があると、画像を添付メールやWEB閲覧時にはかなりの差が体感されます。

とは言え、「Y!mobile」128kbpsは、画像の表示に若干時間はかかるもののWEB表示もタイムアウトになる事はなく、最低限の実用性は確保できているのはさすがにキャリアといった処でしょうか。

「低速モード」に関しては「UQmobile」の不戦勝、「低速」時の通信速度についても「UQmobile」の圧勝です。

関連記事:UQmobile~低速モード活用~ちょっと差が付く低速300kbps

iPhoneテザリング

au回線/Softbank回線のMVNO/格安SIMの中で、「UQmobile」だけが唯一「iPhoneテザリング」を可能にしています。

最新機種「iPhone7」は未だ対応していませんが、「6s/6sPlus」までのiPhoneでテザリングを無料で利用する事が可能なので、サブ端末やタブレットなどに別途契約のSIMを刺さなくても利用できるのは大きなメリットです。

「Y!mobile」も含め、「IIJ TypeA」「mineo Aプラン」(以上au回線)、「b-mobileS」「U-mobileS」(以上Softbank回線)はいずれもテザリング機能を提供していませんので、この項目でも「UQmobile」の不戦勝です。

支払方法など

MVNOである「UQmobile」は、他社MVNOと同様に「本人名義クレジットカード」のみで契約可能ですが、キャリアである「Y!mobile」は支払方法に複数の選択肢があります。

「Y!mobile」では口座振替が可能ですし、「支払名義人」というカタチで契約者本人以外の料金支払いも可能で、この辺りはさすがにキャリアという感じです。

関連記事:MVNO~料金を家族名義で支払うには

プラン変更

プランの項で書きましたが、Y!mobileの音声SIMの場合、「スマホプラン」以外の選択肢はありませんので、プラン変更は「容量変更」という事になります。

「UQmobile」は、「S/M/L」の容量変更と共に、「通話定額」でのプラン選択が可能で、月ごとに「かけ放題(おしゃべりプラン)」「無料通話(ぴったりプラン)」のプラン変更が可能です。

また、2年契約ではない通常プラン=「データ高速プラン」「データ無制限プラン」間のプラン変更も月ごとに可能ですが、2年契約プランと通常プランとのプラン変更はできません(可能になると使い勝手はもっと向上しますが…)。

ちなみに、無理に2年契約プランと通常プラン間で変更しようとすると、一旦「解約」という手続きを経る事になり、電話番号が失われてしまうので注意が必要です。

プラン変更においては、2種類の「通話定額」が選べる「UQmobile」の方がプラン選択においても若干バリエーションがあると言えますが、欲を言えば通常プランとの変更が可能にして欲しいところです。

関連記事:「2017夏 UQ発表会」の開催が決定!期待される発表内容は?

コミュニティ

ユーザー・コミュニティと言うと、「mineo」の「マイネ王」が有名で、非常に活発に活動していますが、「UQmobile」にもコミュニティがあります(「UQプラネット」と言います)。

現時点ではあまり活発とは言えませんが、今後どのように展開してゆくのか楽しみです。

「Y!mobile」にはユーザー・コミュニティはありません。

Y!mobile公式サイト

UQ mobile公式サイト

2017年4月時点での比較まとめ

Y!mobile UQmobile
通信速度・安定性 ○上り速度に差
プラン・料金 ○通話定額を選べる
端末ラインナップ - -
iPhoneSE価格 ○かなり安い
実店舗数 ○圧勝
無料お試し ○不戦勝
低速モード ○不戦勝
低速時速度 ○圧勝
iPhoneテザリング ○不戦勝
支払方法 ○さすがキャリア
契約者以外の支払者 ○さすがキャリア
プラン変更 ○選択肢多い
コミュニティ ○不戦勝

※「-」は優劣ナシ

表にまとめるとこうなりますが、実際にはほとんど差はないと言ってよいかもしれません。

例えば2種類の通話定額を変更できたり、iPhoneテザリングができたり、低速モードがある等の普段の使用上でのメリットでは「UQmobile」が勝っているように思いますし、iPhoneSEの価格はかなりインパクトが強いですね。

支払方法や本人以外の支払い可能等の契約上の自由度においてはキャリアである「Y!mobile」圧勝という感じでしょうか。

ただ、冒頭でも述べたようにまずは基本性能を比較すべきですが、その点での差は両社にはほぼないと言ってよいと思いますので、後はプランや端末、日々の使い勝手の部分で選んでよいと思います。

ちなみにワタクシは…と言えば、MVNO好きですし、2年縛りは許せない、通話はほとんどしない…という人なので、「UQmobile~データ高速+通話プラン」(3GB/月)+「G-Call」を使用していて、まったく不満がありません^^

Y!mobile公式サイト

UQ mobile公式サイト

関連記事:UQmobile~新規・MNP転入で現金1万円キャッシュバック

今回は、「Y!mobile」vs「UQmobile」という事で、2017年4月時点の最新の状況で比較してみました。

新サービスや新プランの導入や、端末ラインナップの拡充などを経て、ますます両社のライバル関係は熾烈になった印象です。

絶対的な安心感はやはりキャリアである「Y!mobile」に軍配が上がりそうですが、その差は、以前よりグッと詰まってきたように感じます。

「UQmobile」は、キャリアのサブブランド的な部分では「Y!mobile」と同等のサービスを展開し、それとは別に「低速モード」や「iPhoneテザリング」など、「Y!mobile」にないメリットも併せ持っていますし、2年縛りの付かないシンプルなプランを提供する等、MVNOらしい側面も併存する…といった点は、Y!mobileにない良さではないかと思います。

1利用者として、私自身で感じている使い勝手の良さから、個人的にはUQをお勧めしたい気持ちが強め…でしょうか。

サービス内容等に変化があれば、その時点での比較をしてみたいと思います。

2017/07/15 iPhoneSE大幅値下げに関して、追記と記事リンク追加を行いました。

UQ mobile

 

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