2017/07/21

Y!mobile~SIMロック解除が購入後101日から可能に

2017年7月19日、Y!mobileSIMロック解除に関するルールの変更がアナウンスされました。従来、半年ほど待たないとSIMロックは解除して貰えませんでしたが、8月1日以降は「101日目以降解除可能」に短縮されるようです。

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Y!mobileは、7月19日の「お知らせ」において、「SIMロック解除の一部受付条件変更のご案内」というタイトルで、SIMロック解除の受付条件を一部変更した旨を公表、併せて、実施日についても明らかにしました。

今回は、従来の半分程度の期間に短縮された「SIMロック解除」の「待ち時間」についてチェックしてみたいと思います。

===目 次===

1.総務省のガイドライン
2.Y!mobileのルール変更内容
3.SIMロック解除新ルールまとめ

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総務省のガイドライン

総務省は、今年初旬に「SIMロック解除の円滑な実施に関するガイドライン」として、基本方針を策定していました。

それによると、

『携帯電話等の電気通信役務を提供する電気通信事業者が販売する端末では、販売に係る債権保全の必要等から、「SIM(Subscriber Identity Module)ロック」と呼ばれる設定がなされ、当該端末を販売する事業者のネットワークを利用しない事業者のSIMカードを差し込んで使用することができなくなっているものがある』ことに対して、

『携帯電話番号ポータビリティを利用して役務契約を締結している事業者を変更する際にこれまでの端末を引き続き使用したい、海外渡航時に渡航先の携帯電話会社のSIMカードを国内から持参した端末に差し込んで使用したいなど、携帯電話利用者の中にはSIMロック解除に対する要望がある』とし、

ガイドラインを策定する事により、通信各社に「SIMロック解除の円滑な実施に向けて」「基本的な考え方及び事業者等がSIMロックを解除する際に留意すべき事項を整理して示す」としていました。

ここまでを非常に簡単に要約してしまうと、通信会社が端末代金の取りっぱぐれ防止のために、SIMロックをかけて端末を販売しているけど、ユーザーからは通信会社乗換えや、海外での使用の際などに、SIMロック解除の要望があるよ…。

だから、総務省的にはガイドラインを作っとくから、「SIMロック解除」を円滑に実施してねっ!

って感じですかね(*^▽^*)

そして、SIMロック解除についての定義は、

① 事業者は、原則として自らが販売した全ての端末についてSIMロック解除に応じるものとする。

② ただし、SIMロック解除を行わないことが公正な競争又は利用者の利便の確保に大きな支障とはならないと考えられるものについてはこの限りでない。

という事で、正当な理由なくして、SIMロック解除の要望には応じないのはダメよ…と全体のイメージを分かりやすく提示しています。

その上で示した具体的なルールは、

  1. 端末購入からSIMロック解除が可能となるまでの期間の短縮

    従来の6か月から
    1)割賦払の場合:100日程度以下
    2)一括払の場合:当該支払を確認できるまでの期間

    適用時期
    1)平成29年8月1日~
    2)平成29年12月1日~

  2. 解約時に原則SIMロック解除(解除の条件・手続を説明)

    適用時期
    平成29年5月1日~

  3. MVNO向けのSIMロックの廃止

    適用時期
    平成29年8月1日以降新たに発売される端末~

とその内容や適用時期などを明示していました。

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Y!mobileのルール変更内容

今回のY!mobileのSIMロック解除に関するルール変更は、上記の総務省のガイドラインや指針をそのまま反映した形です。

Y!mobileの公式WEB上の記載を比べるのが分かりやすいと思います。

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従来のSIMロック解除ルールは、分割払い/一括払いの区別なく、購入から180日間はロック解除ができないものでした。

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7/19に公表された新たなSIMロック解除のルールは…

  1. 分割払いの場合

    機種購入日から101日目以降より手続きが可能となります。

    適用開始は2017/08/01

    例外として、過去に同じ回線でSIMロックを行った事がある場合は、前のロック解除から101日目以降からSIMロック解除可能(新端末が購入から100日以内でも)。

    こちらの例外措置の適用開始は2017/12/01

  2. 一括払いの場合

    一括払いの支払確認後より手続きが可能

    残債の一括払いも一括購入と同条件の解除条件になりますが、継続利用等の条件付の一括購入割引制度が適用されているケースでは、100日まではSIMロック解除はできません。

    適用開始は2017/12/01ですが、8/1~11/30に101日目を迎えるケースではSIMロック解除が可能です。

    以上、概ね総務省のガイドラインや指針に沿った内容になっています。

    Y!mobileも一応、Softbankのサブブランドとしてはキャリアの一員ですので、SIMロック解除に関する新ルールの策定が必要だったわけですね^^

SIMロック解除新ルールまとめ

Y!mobile以外を見渡してみると、販売端末にSIMロックを施しているのは、UQmobile(iPhoneSE)のみですが、今のところ、UQから「iPhoneSE」のSIMロック解除に関する新ルールの発表はありません。

でも、総務省には逆らえないので、近々、新ルールが公開されるでしょう。

サブブランド系2社以外のMVNOでは、基本的に取り扱う端末は「SIMフリー機」なので、最初から適用すべき「ロック解除ルール」が存在しませんので、必然的に新ルール策定の必要がありません。

というか、MVNOを守る意味合いもあっての「SIMロック解除の円滑な実施」である訳ですので、そもそも立ち位置が違いますね(*^▽^*)

残念ながら、2015年5月以前に発売された端末については、未だロック解除不可のままです。

iPhoneで言えば、6s/SE以降はロック解除可能ですが、2015年5月以前の発売の5s/6は対象外になります。

しかし、そういったSIMロック解除不可能な端末をMVNOで利用する方法も増えてきていますので、全く使えない…という事はありません。

ドコモ端末

ドコモで購入したiPhoneは、SIMロック解除しなくても、そのままドコモ回線MVNO各社のSIMで利用可能です。

例えば、大容量プランが割安なのがお勧めの「U-mobile MAX」では、かなり古い「iPhone3GS」(3G回線)から適応しています。

ちなみに「U-mobile MAX」は2,380円/25GBと割安で、mineo(3,980円/20GB)やIIJmio(4,000円/23GB)、楽天モバイル(4,050円/20GB)と比べてもかなり安く大容量を利用する事ができるお勧めプランです^^

U-mobile MAX
動作確認端末一覧

au端末

au回線に関しては、SIMロック解除不能なiPhone5s/6/6Plusを、UQmobile発行の専用nanoSIMでテザリング機能も含めて利用可能で、料金プランも他機種同様に選ぶ事ができます。

UQmobile
動作確認端末一覧

Softbank端末

Softbank端末もSIMロック解除できない端末でもMVNOでの利用が可能です。

日本通信が提供するSoftbank回線SIMであれば、iPhone5以降の端末でSIMロックされたままで利用可能です。

本家日本通信ブランドの「b-mobileS」と、販売パートナーであるU-mobileの「U-mobileS」がチョイスできます。

現時点では、いずれのSIMもデータ専用ですが、近々、通話付きSIMも発売されるはずですので楽しみです。

U-mobileS
動作確認端末一覧

実は、Y!mobileというブランドは非常に中途半端な存在(良く言えば孤高の存在~笑)で、Y!mobileの端末を他社でSIMロック解除なしに利用する事はできません(どのMVNOも対応していません)。

そういう意味では、SIMロック解除に関する新ルールは、Y!mobileにこそ最も必要なルールなのかもしれません。

もちろん、大手キャリア3社の端末を、他回線MVNOで利用する場合にはSIMロック解除は必須ですし、ロック解除可能までの期間が短縮されたのは大歓迎なのは言うまでもありません。

今回は、Y!mobileが公開した「SIMロック解除」に関する新ルールについてチェックしてみました。

ただ、大手キャリアからMVNOに乗換える際には、月額料金の差額が大きいため更新月を待たずに乗り換えた方がお得になるケースが多いですが、Y!mobileから他社への乗換えは、月額料金差が大きくないだけに、2年契約内に解約して他社でSIMロック解除端末を使用する…というシチュエーションは、あまり一般的ではないかもしれませんね^^;

こんなことを考えると、Y!mobileってキャリアなんだなあ…と改めて実感した次第です。

Y!mobile 公式サイト

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