2017/08/12

格安SIM8社のスピードテスト~2017年8月版(4GMark)

2017年8月の格安SIMのスピードテストを実施しました。テストしたSIMは以下の8社9枚~キャリア・サブブランドのY!mobileと、U-mobileS/UQmobile/IIJmio/mineo/U-mobile/LINEモバイル/NUROモバイル/0simのMVNO7社8枚です。計測には「4GMark」を使用しました。

20170811_speedtest_top.jpg

恒例の格安SIMのスピードテストを実施しました。

では、以下で各社の速度をみてゆきましょう。

===目 次===

1.テストの実施方法
2.昼12時台の計測値
3.夕方18時台の計測値
4.夜間21時前後の計測値
5.各社SIM詳細
6.スピードテストまとめ

スポンサーリンク

テストの実施方法

今回テストしたSIMは以下の通りです。

  1. Y!mobile
  2. U-mobileS(以上Softbank)
  3. UQmobile
  4. IIJmio
  5. mineo(以上au)
  6. LINEモバイル
  7. U-mobile
  8. NUROmobile
  9. 0sim(以上Docomo)

内訳は、

  • Softbank…2
  • au…3
  • Docomo…4(3社)

計測には「4GMark」を使用しました。

このアプリは、通常の速度テストアプリのPING/下り速度/上り速度の項目に加え、YOTUBE動画のストリーミングテストや、ポータルサイトへのアクセス時間を計測する等、数値だけのテストだけでなく、実際の使用時に近い条件でのテストも同時に行ってくれる優れものです。

下り/上りの速度計測値だけでは実際の使用感と異なる場合がありますが、動画再生(ストリーミング)や、WEBアクセス時間などを計測する事で、いわゆる実効速度に近い計測を行う事ができます。

ゆえに、詳細では下り/上り速度が参考までに留め、動画ストリーミングとWEBアクセス時間を重視しています。

項目について簡単に説明します。

PING値

「PING」は通信の反応を見ます。数値が小さいほど反応が良い事になります。

あまりPING値を小さくするとエラーが起きやすくなる側面もありますので、100ms以内を目安に見ています。

下り/上り速度(Mbps)

下り/上り速度は10秒間計測しています。数値が大きいほど速い事になります。

一般的に1Mbps出ていれば実用上問題ないとされます。

私の個人的な感覚では、3Mbps出ていればかなり余裕をもってストレスなく利用可能、動画再生でも5~10Mbps出ていれば余裕で視聴できる速度…という認識で書いています。

動画ストリーミング

動画は、1,080Pの高画質動画をストリーミング再生して、データファイルのダウンロード時間を計測していますが、45秒以内にDL完了しない場合にはTO(TimeOut)になります。

数値が小さいほど優秀という事になります。

WEBアクセス

WEBアクセスについては、GoogleやYahoo、Facebook等の複数の代表的なWEBサイトの表示完了までの時間を計測しています。

こちらも数値が小さいほど優秀という事になります。

テスト機は、iPhone7とiPhone6sを使用しています。

1枚のSIMの計測が終わったらSIMを外し、プロファイルを削除→WiFiで別のSIMのプロファイルをインストール→SIMを刺して計測…と繰り返しています。

計測は3回行いました。

1日の中でも最も混雑するとされる、昼12時台、夕方18時台、夜間21時前後です。

通信速度は常に変動しているので、基本的に各社2回ずつ計測、異常な数値が出た際には再度計測を行い、表中の数値は最も良好なものを記載しています。

3回の時間帯ごとに各社の数値を一覧表にし、下り速度の速い順に並べています。

一覧の後に詳細・付記すべき点などについて書いています。

スポンサーリンク

昼12時台の計測値

計測日は、8/9(木)です。

PING 下り 上り 動画 WEB
Y!mobile 68ms 39.49Mbps 12.56Mbps 2.49s 2.95s
UQmobile 192ms 20.77Mbps 0.69Mbps 1.63s 3.56s
U-mobileS 68ms 17.08Mbps 12.05Mbps 2.75s 2.66s
IIJmio 178ms 0.48Mbps 0.28Mbps TO 11.43s
U-mobile 100ms 0.46Mbps 0.14Mbps 9.04s 14.33s
LINEmobile 210ms 0.29Mbps 2.02Mbps TO 13.24s
NUROmobile 439ms 0.24Mbps 0.31Mbps 28.84s 8.13s
mineo 463ms 0.08Mbps 3.56Mbps 30.45s 14.41s
0sim 428ms 0.05Mbps 1.98Mbps TO 15.00s

昼12時台の計測で、下り速度が最も速かったのは「Y!mobile」で39.49Mbpsを記録しました。

続いて「UQmobile」の20.77Mbps、「U-mobileS」の17.08Mbpsでした。

上位3SIMは、動画ストリームもWEBアクセスも1~3秒で完了しており、全くストレスを感じずに利用できるレベルです。

上位3社以外は全て、いきなり0.5Mbps未満です。

よく、最低限1Mbps出ていれば、何とか実用レベルだと言われますが、1Mbpsどころか半分の0.5Mbpsにも満たない速度しかでていませんでした。

動画再生でも、TO=TimeOut(時間内にダウンロードが完了できなかった)するSIMもあり、DL完了しても30秒近くかかるなど、上位3SIMの1~3秒に比べると芳しい数値ではありません。

唯一、「U-mobile」だけが9秒ほどでダウンロードを完了しており、動画配信サービスを提供している会社ならではの動画へのこだわりなのかもしれません(無関係化もしれませんが~笑)。

ただ、この時間帯の利用は、メッセージやWEB閲覧が主で、動画視聴はあまり行われる時間ではないのかもしれませんので、動画データはあまり重視しなくて良いのかもしれません。

それよりは、次のWEB閲覧時の常時速度が重要かもしれません。

ただ、上位3sim以外はWEB閲覧でも苦しく、10~15秒かかるsimがほとんどでした。

この計測は、最大で15秒間しか計測しませんので、多くがリミットギリギリでの表示だった事になります。

とは言え、どのSIMもニュースサイトや当ブログ程度のテキスト中心のWEBであれば、若干時間はかかりながらも、何とか閲覧できるレベルです。

私がよく事例に使う、ランチ検索は、画像が大きく多いのでちょっと苦しい(表示が止まる・出て来ない)かもしれません。

この時間帯では、NUROモバイルが1桁の数値を残していました。

夕方18時台の計測値

通勤(帰り)時間帯で、待ち合わせや店舗検索などで混雑する時間帯です。

PING 下り 上り 動画 WEB
Y!mobile 59ms 44.68Mbps 18.02Mbps 17.14s 4.27s
U-mobileS 76ms 33.04Mbps 14.07Mbps 2.39s 2.96s
UQmobile 47ms 26.76Mbps 5.26Mbps 3.44s 3.15s
U-mobile 98ms 2.18Mbps 0.29Mbps 31.86s 7.84s
IIJmio 161ms 1.38Mbps 4.18Mbps 43.90s 7.64s
LINEmobile 111ms 0.94Mbps 1.52Mbps 20.24s 12.85s
mineo 292ms 0.53Mbps 0.39Mbps 7.29s 9.15s
NUROmobile 116ms 0.41Mbps 1.11Mbps TO 12.27s
0sim 177ms 0.07Mbps 0.17Mbps TO 15.00s

夕方18時台の計測で、下り速度が最も速かったのは、昼12時台に続き「Y!mobile」で39.49Mbpsを記録しました。

続いて「U-mobileS」の33.04Mbps、「UQmobile」の26.76Mbpsでした。

下り速度では3simとも文句ナシの数値ですし、動画再生・WENアクセスでも優秀な数値がでています。

Y!mobileの動画数値があまり良くありませんが、他の計測では2~3秒で完了しているので、問題ないと思います。

上位3sim以外では、下り速度で「U-mobile」が2.18Mbps、「IIJmio」が1.38Mbps出ており、実用域の速度が出ていましたが、「LINEモバイル」「mineo」「NUROモバイル」では1Mbpsを割込んでいました。

この時間帯は、帰りの電車の中で動画視聴…といった利用もあると思われますが、各社とも動画再生でもダウンロード完了まで時間がかかっています。

このテストは1,080Pという高画質でのテストであり、そこまで画質を上げなくても充分という事であれば、最後まで止まることなく視聴できるはずです。

WEB閲覧については、下り速度の計測値と一致しない事が如実に表れています。

mineoの事例を見ると、下り速度は0.53Mbpsと芳しくありませんが、動画もWEBも1ケタ秒で完了しており、実用性では問題ない様子が見て取れます。

夜間21時前後の計測値

夜間は日の中でも最も多用な使途で利用される時間帯です。

PING 下り 上り 動画 WEB
Y!mobile 56ms 47.82Mbps 17.32Mbps 1.66s 3.92s
U-mobileS 66ms 17.81Mbps 11.94Mbps 3.69s 4.75s
UQmobile 49ms 7.14Mbps 5.93Mbps 17.65s 4.46s
IIJmio 90ms 2.32Mbps 3.84Mbps 6.66s 4.93s
U-mobile 69ms 1.75Mbps 3.24Mbps 7.64s 4.88s
mineo 131ms 1.41Mbps 7.79Mbps TO 6.13s
LINEmobile 100ms 0.76Mbps 2.42Mbps 10.44s 9.82s
NUROmobile 80ms 0.58Mbps 6.23Mbps TO 7.89s
0sim 189ms 0.24Mbps 1.09Mbps TO 15.00s

この時間帯でも最高速を記録したのは「Y!mobile」で、47.82Mbpsでした(すごい^^;)

2番目は「U-mobileS」で17.81Mbps、3番目は「UQmobile」で7.14Mbpsでした。

UQの計測値はちょっとUQらしくない数値ですが、この時間帯で何度か計測しましたがだいたいこの程度の速度でした。

ただし、他のSIMを計測後に再計測した際には20Mbps前後まで出ていましたので、その時間に集中が激しかったのかもしれません。

上位3sim以外では、「IIJmio」「U-mobile」「mineo」が1Mbpsを超えており、「IIJmio」「U-mobile」では、動画再生/WEB閲覧の時間も1桁の良好な数値を記録していました。

「LINEモバイル」は、下り速度はあまり芳しくありませんが、動画やWEBに関してはあまり悪くない数値が出ていました。

「mineo」「NUROmobile」は、動画はタイムアウトになりました。

私個人の感覚ですが、昼や夕方に比べると下り速度のデータは悪くても、動画DLやWEBアクセスの数値は悪くない感じでした。

全てのSIMのテストを終えてから、YOUTUBE動画の再生等をしてみましたが、計測ではTOだったsimでも停止する事無く再生できていましたので、このアプリの動画テストは少々厳しいのかな…と思いました。

UQ mobile

各社SIM詳細

Y!mobile

どの時間帯でも全てトップの通信速度を記録し、さすがにキャリア運営の格安SIMの面目躍如といった感じでした。

全ての時間帯で、40Mbps前後を記録し、動画ストリーミングやWEB閲覧においても、1~3秒の非常に優秀な数値を記録しており、私の体感でも常にサクサク動作し、ストレスを全く感じさせない素晴らしいSIMです。

速度に関する数値では非の打ちどころがありません。

では、文句なしにお勧めSIMか…と言うと、MVNOではない故の、「低速モードがない」「2年ごとの縛りを受ける」といったデメリットもあるので、その辺を十分理解した上で利用するなら、イチオシSIMである事は間違いありません。

通信速度や通信品質だけでなく、家族割引の導入や、iPhoneSEの大幅値下げ、iPhoneテザリングの全面解禁など、日々進化する「Y!mobile」は要チェックです(≧▽≦)

参考記事:Y!mobileのお勧めポイント~MVNOはまだ不安という方にイチオシ!
参考記事:Y!mobile~iPhoneSE大幅値下げ!~月額540円からの破壊力

Y!mobile TOP

Y!mobile動作確認端末

U-mobileS

「U-mobileS」は、日本通信から発売されたSoftbank回線SIMのU-mobile版です(末尾に「S」が付きます)。

まだ先行発売状態で、iPhone向けのデータ専用SIMのみが提供(8/16に通話SIM登場の予定)されている関係で、まだユーザー数が少ないためと思われますが、Y!mobile/UQmobileにも引けを取らない好成績を記録しています。

引き出しに眠っているSoftbank版iPhoneを再利用するには最適なSIMですが、通話SIMが発売され、今後ユーザー数が増えた場合に、どこまで通信速度や品質を維持できるかに注目です。

昨年9月にサービスインし、ずっと高速通信を維持していた「LINEモバイル」が、ここへきて急に速度低下を起こし、他のドコモSIMと同意程度の速度になってしまった事を考えると、ユーザー数が増えても速度を維持する事がいかに難しいかを再認識させられます。

そういった意味で、サブ端末として古いiPhone復活にデータ専用SIMを利用する以外の使途では、このSIMのお勧め度は未だ不明と言わざるを得ません。

参考記事:U-mobile S~Softbank SIMの使い勝手を検証~通信速度○ サービス△

U-mobileS

U-mobileS動作確認端末

UQmobile

「UQmobile」はauのサブブランドと揶揄されるほど、様々な面でまるでキャリアのようなサービスを提供するMVNOです。

通信速度でも、MVNOとしてはダントツ最速の数値を各所で記録しており、今回の計測でもその実力を如何なく発揮していました。

昼12時台/夕方18時台でも20Mbps超の速度を記録していました。

夜間の計測では少し数値が悪かったものの、時間を少しズラした確認時には20Mbpsに戻っていましたので、問題ないと思います。

「Y!mobile」と比べた場合、数値的に見ると20Mbpsと40Mbpsでは20Mbpsもの差がある…と感じますが、実際の利用上で、20Mbpsと40Mbpsの差を体感することはほとんどできませんので、あまりこの差は気にする事はないと思います。

通信会社としてみると、「Y!mobile」とほぼ同等な「おしゃべりプラン」に加え、無料通話をセットした「ぴったりプラン」の2年契約プランはもちろん、「Y!mobile」にない、シンプルな「データ高速」系プランもチョイスできる点が大きな特徴です。

私的には、「データ高速+通話プラン」に、G-Callを併用する利用がイチオシですが、端末購入を伴うのであれば、「おしゃべり/ぴったりプラン」のチョイスもアリではないかと思います。

「家族割」の導入、iPhoneSE値下げなど、他社MVNOを寄せつけないサービスラインナップがUQの大きな魅力です。

参考記事:UQmobile「データ高速」+G-Call「5分かけ放題」=最強プラン?
参考記事:UQmobile~iPhoneSEを大幅値下げ!~32GBが13,000円の衝撃

UQmobile 公式サイト

UQmobile動作確認端末

IIJmio

使用しているのは「IIJmio」のau回線を使用した「タイプA」ですが、Y!mobile/UQmobile/U-mobileSの上位3simに比べると数値的には厳しい結果となりました。

昼12時台には1Mbps未満でしたが、18時台:1Mbps超、21時:2Mbps超と、何とか実用域の速度を維持した感じです。

「SIMW」のデータでもわかりますが、混雑時の中でも夕方~夜間にかけては若干強さがあります。

動画はTOになる場合もありましたが、1,080Pでなければタイムアウトせずに視聴する事が可能でした。

お勧めか?と問われると、au回線である事もあって言い切れないのですが、夕方~夜間の粘り強さはさすがにIIJという印象です。

au回線にはUQmobileがあって、しかも縛りのないプランも存在する事や、いよいよ機種変更(追加購入)にも対応する事などを考えると、あえてUQではなくIIJmioタイプAを選ぶ理由は希薄なのかなあと思います。

IIJmio 公式サイト

mineo

使用しているのは、mineoのau回線SIMである「Aプラン」です。

mineoも数値的には芳しくありませんでした。

昼12時台には3回計測しましたが、いずれも0.1Mbpsを割込んでしまうという体たらくでした(ただし翌日には0.4Mbps程度までは出ていました)。

夜間は若干強いようで最低限の1Mbpsを確保できていました。

非常に人気の高いMVNOですが、その人気故のユーザー数の多さが仇になっているのかもしれませんね。

IIJmio同様、UQがありながらmineoのau回線SIMのチョイスはどうかな?という気がしますが、フリータンクやマイネ王などのユーザーコミュニティは他社にないmineoの大きな魅力ですので、あり得ないチョイスではないのかもしれません。

mineo 公式サイト

LINEモバイル

昨年9月のサービスインから快適な通信速度を維持していた「LINEモバイル」ですが、ここへ来て大幅な速度低下を起こしています。

ドコモ最速どころか、他社ドコモ格安SIMと同等か、下手すると下回るようなデータを記録しています。

昼/夕方/夜間の3回の計測とも1Mbpsを下回ってしまい、WEB閲覧でも時間がかかっていました。

PING値が大きめのせいか、体感的にもモタつく感じがしました。

今後、通信速度を回復してくるのか、このまま埋もれてしまうのか注目ですが、現時点ではお勧めSIMとは言い難いかもしれません。

LINEモバイル公式サイト

U-mobile

前述のU-mobileSと同様、U-mobileが提供するSIMですが、こちらはドコモ回線を使用しています。

他社同様、混雑時には速度低下を起こし、昼12時台は1Mbps未満でしたが、18時/21時には1~2Mbpsで何とか実用域を確保できていました。

U-mobileは、大容量を集中して消費する利用の制限を強化する事で、通信速度は回復傾向と言われていますが、mineoやLINEモバイルよりは若干速めの数値を記録していました。

このテストではあまり特徴が出ませんでしたが、私の感覚では、動画再生などで粘り強いかな…という印象です。

参考記事:U-mobileMAX 20~30GB大容量プランのベスト・コスパはこれだ!

U-mobile 公式サイト

NUROmobile

「5時間プラン」や「深夜割」、「データ前借り」など、従来になかった切り口の新サービスを続々リリースしているNUROモバイルです。

プランやサービス内容は画期的なのですが、どうも通信速度に難があるという私のイメージは、今回も払拭されませんでした。

いまたNUROモバイルのウリモノの1つになっている「時間プラン」は、データ容量を制限なく利用できるのがメリットであり、その主な使途は動画視聴が想定されますが、こんな速度で動画再生は快適にできるとは思えません。

深夜割が適用になる午前1時になってもまだ1Mbps未満であるテスト結果もあり、特徴的なサービスを活かすには。もう少し通信速度の改善が必要ではないかと思いました。

0simに関しては、この測定値ではデータ通信に何か期待できるレベルではありません^^;

メール総受信やSNSトークなどであればかろうじて利用可能だと思いますので、通信には期待せず、月額700円で維持できる通話SIMとして考える方が有用かと思います。

NUROmobile公式サイト

スピードテストまとめ

「Y!mobile」と「UQmobile」、それにまだユーザー数が少ないであろう「U-mobileS」の3simを除くと、どの時間帯でも混雑時の速度低下は避けられない状況となっています。

サービスイン以来、ドコモ最速SIMとして当ブログでもご紹介してきた「LINEモバイル」が、他社ドコモMVNOと同等の速度に低下してしまうに及んで、MVNOのSIMは最早、混雑時に速度低下するのは「仕様」だと考えざるを得ないのかもしれません。

もう、混雑期には速度は低下するのが当たり前で、遅いながらもどこのSIMが実用域で使用できるのか…が問題なのかもしれません。

そういう意味では、サブブランドだ云々と揶揄される「UQmobile」ですが、ユーザーが快適に利用できる速度を維持している唯一のMVNOだと考えると、UQを批判してあえて速度を下げさせてしまうような事があれば、ユーザーはMVNOをチョイスする機会を失う事になり、キャリア(Softbank)が運営するY!mobileだけが唯一の格安SIMの選択肢になってしまうかもしれません。

混雑時簡に速度低下を起こしてしまって、実用性を失ってしまうSIM…。

そうしたSIMの存在って何なのかな…と思います。

よく、そうしたSIMを救済する言葉として、「混雑時以外なら問題なく使えます」等と表現されています。

でも、ちょっと考えてみると、それって何の救済にもなっていないし、意味があるのか疑問です。

混雑時というのは、多くのユーザーが「使いたい時間」という事です。

という事は、「混雑時に使えないSIM」を言い換えると、多くのユーザーに「アナタが使いたい時間帯には使えないSIM」という事であり、「アナタが使いたい時間帯でなければ使えるSIM」という事ですよね。

まあ確かに、混雑時以外は使わない訳ではないので、普通に使える時間もあるのでしょうけれど、「ここぞ」という時に使えないSIMってどうなのかなあ…と思ってしまいます。

あまり意味がない…なんて言われる事もありますが、総務省はMVNOにも実効速度の表示を求めています。

もし、MVNOで実効速度表示が義務になってから、計測値がグッと上がるようなMVNOがあったら、それってどうなんでしょうね。

そんな諸々を考えていると、MVNOの存在って何だろうな…などと思えてきて、いっそ、キャリア内の格安SIM(サブブランド)があればいいんじゃないの?なんて思ったりもしてしまいます。

今回は、現在契約中の8社9枚のSIMの速度計測を行いました。

サブブランド系と、それ以外との格差が大きすぎて、なんだか複雑な思いのする結果となりました。

スポンサーリンク

関連記事

コメント

非公開コメント