2017/09/17

iPhoneで使える格安SIM/MVNOを見つけるには?

今年は、正常進化版「iPhone8/8Plus」に加え、10周年記念モデル「iPhoneX」(テン)も発売が予定され話題ですが、大手キャリアから格安SIMに乗り換えないのは、iPhoneで使えるかわからないから…という理由があるそうです。

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先日、「なぜ格安SIM/MVNOに乗り換えないのか?」という某社の調査結果を目にする機会がありました。

それによると、

  1. 2年縛りがあるから
  2. iPhoneで使えるか分からないから
  3. 格安SIM/MVNOがよく分からないから

がトップ3で、次いで「通信速度が分からないから」という理由が続くんだそうです。

そこで、今回は「iPhoneで使える格安SIM/MVNO」を中心に、「2年縛り」や「格安SIM/MVNOとは?」「通信速度」等の疑問・不安も含めてチェックしてみたいと思います。

===目 次===

1.格安SIM/MVNOってなんだ?

2.iPhoneで使える格安SIM
iPhoneを分類する
SIMロック端末とは?
SIMロック解除とは?
キャリア各社のSIMロック解除対応
SIMロックiPhoneを使うには
SIMロック解除iPhoneを使うには
SIMフリー端末とは

3.iPhoneで使える格安SIMまとめ

4.格安SIMで使えないiPhone

5.2年縛りは恐くない

6.通信速度が速い格安SIMは?

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格安SIM/MVNOってなんだ?

iPhoneで使える格安SIM/MVNOを探す前に、そもそも「格安SIM」「MVNO」ってなに?って事を整理しておきましょう。

たぶん、ここで言う「格安SIMってなに?」「MVNOってなに?」は、その言葉の意味とかではなく、「なんで料金が安いのか?」に集約されるんじゃないかと思います。

つまり「安かろう、悪かろう」ではないのか?という不安があって乗換えに踏み切れない…という意味だと思うんです。

そこで、ここでは言葉の意味などは省略して、なぜ安いのかだけを簡単に説明しますね。

おそらく、なぜ安いのかさえ分かれば、MNPに踏み切れない理由のほとんどが解消されるはずですので…^^

格安SIM/MVNOの料金が安い理由

実はその答えは非常にシンプルで分かりやすいんです。

それは「安い料金で提供するからこその格安SIMだから」です。

全然答えになってない?

そんな事はありません。そういう方針で運営される会社という前提で考えるととても理解しやすくなってきます。

料金=売値を下げるにはどうするか…

一番分かりやすいのが「経費を下げる」で、中でも最も大きな額を削減できるのが

・人件費
・地代家賃
・光熱費

になろうかと思いますが、実はこの3つの経費、たった1つの方法で全てクリアできます。

それが「店舗」です。

大手キャリアは主要駅の利便性の良い場所に、大きな店舗(ショップ)を構え、様々な知識を豊富に持つ大勢のスタッフを配置しています。

これを止めれば、「人件費」「地代家賃」「光熱費」そしてスタッフの「教育費」まで削減する事ができます。

要するに、大手キャリアとの最大の違いは「店舗」の有無や多少だという事になり、それはつまりサービスの種類の違いにもなって現れます。

つまり、大手キャリアは店舗を構え最大限のサービスを提供する代わりに料金が割高、格安SIM/MVNOは店舗や人員を極力減らす事でサービスを簡素化させているので料金が割安…と言う事なんです。

サービス位の簡素化によって、

・対面で契約/購入できない
・分からない事を教われない
・端末の操作をして貰えない
・モックアップを触れない
・ノベルティやオマケを貰えない
・会社の顔が見えない(抽象的ですが)

等々といった事が生じるわけです。

つまり、大手キャリアを利用していて、何かとショップに出かける方は格安SIM/MVNOは向かない…と言う事になりますし、逆に、ショップには機種変更の時ぐらいしか行かない…と言う方は、もしかしたら格安SIM/MVNOに乗り換えてもあまりデメリットを感じないかもしれません。

もちろん、もっと様々な要因があると思いますが、店舗があって至れり尽くせりのサービスを望むなら大手キャリアで割高料金を支払うしかありませんし、店舗が少なく多少のサービスの簡素化は問題にせず料金の安さを優先するなら格安SIM/MVNO…というのが、正しい通信会社の選び方だと思います。

昨今、通信会社は元より、消費者センターにまで、格安SIM/MVNOのサービスが悪い、店舗がない…とクレームが入るようですが、私からすれば、そんなの当たり前じゃないのかなあ…と思います。

全く同じ品質のサービスが、片方だけ格安で提供できる道理がありませんからね^^ 安いにはそれなりの理由があると理解すれば分かりやすいと思います。

iPhoneで使える格安SIM

iPhoneで格安SIM/MVNOは使えるのか?

と問われると、「使えるiPhone」と「使えないiPhone」がある…と答えざるを得ません。

そこがよく分からない、面倒くさいので乗り換えられないんだ…という方も少なくないと思いますが、整理すると案外簡単に理解できる事なので、以下では、iPhoneを分類する事で格安SIM/MVNOが使えるかどうかを整理してみましょう。

iPhoneを分類する

きっと、「iPhoneで使えるか分からない」ろいう理由で乗換えない方の多くは、この分類(種類)がよくお分かりにならないのだと思いますので、それを分かるためにiPhoneを分類して考えてみましょう。

格安SIM/MVNOで使えるかどうかを基準にiPhoneを分類すると、大きく3タイプに分類する事ができます。

  1. SIMロック端末(2015年5月前)
  2. SIMロック端末(2015年5月以降)
  3. SIMフリー端末

この3タイプのうち、お手持ちのiPhoneがどれに分類されるかで、どの格安SIM/MVNOが使えるのか、使えないのかが簡単に分かってしまいますので、1つずつチェックしてみましょう。

SIMロック端末とは?

ドコモ/au/Softbankで販売されるiPhoneは、大手キャリアが販売する端末という意味で「キャリア端末」と呼ばれ、他社の回線で利用できないようにロックを掛けますが、これをSIMロックと言います。

なぜそんな事をするのか…と言うと、ユーザーの利便性を考えれば、どこで購入した端末でも全ての通信会社で使い回せるのが一番なのですが、それだと自社のユーザーを他社に取られてしまうので、他社で使えなくして利用者の囲い込みをするための大手キャリアの身勝手な施策なんです。

実際にiPhoneは、元々はSIMフリーで販売されるスマホで、ドコモ/au/Softbank全ての通信回線で利用できる端末として作られていますが、大手キャリア3社は自社で販売するiPhoneにはSIMロックを掛けて、他社では使えないようにしている…という実に理不尽な事をしているんです。

そして、この「SIMロック」を掛けられた端末を「SIMロック端末」と言います。

ちなみに、上記「他社で利用できない」というのは、ドコモのSIMロックが掛かった端末は、au/Softbankでは利用できず、auのSIMロックが掛かった端末は、ドコモ/Softbankで利用できず、SoftbankのSIMロックが掛かった端末は、ドコモ/auでは利用できません。

つまり、他社というのは「会社」ごとではなく「回線」ごとを指すのだという事を覚えておいてください。

この「SIMロック端末」は、基本的には、同じ回線の格安SIM/MVNOでならそのまま利用する事ができます。

例えば、ドコモで購入したiPhoneは、SIMロックされてるままでもドコモ回線を使う(借りている)格安SIM/MVNOで利用する事ができるんです。

au版iPhoneはau回線格安SIM/MVNOで、Softban版iPhoneはSoftbank回線格安SIM/MVNOで利用可能です。

特にドコモ回線を使った格安SIM/MVNOは非常に多く、現在600社以上がドコモ回線を使った格安SIM/MVNOサービスを提供していますので、耳目にする格安SIMのほとんどで、ドコモ版iPhoneを利用できる事になります。

au回線を使用する格安SIM/MVNOは5~6社、Softbank回線を使用する格安SIM/MVNOは僅か1社しかありません。

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SIMロック解除とは?

キャリア端末でも、同じ回線を使用する格安SIM/MVNOで使う場合にはそのまま利用できますが、問題は、他社回線を使用する格安SIM/MVNOで利用したい場合です。

前述の通り、キャリア端末は他社回線で利用できないよう「SIMロック」されているので、他社回線で使用するには「SIMロック」を解除しなければならず、これを「SIMロック解除」といいます。

ユーザーの利便性を考えれば、全ての端末のSIMロック解除に応じるべきですが、大手キャリアはここでも妙なルールを設けており、キャリアで販売された端末は、発売された時期によって「SIMロック解除可能」な端末と、「SIMロック解除不可」の端末があります。

その区切りが「2015年5月」になります。

2015年5月以降に発売になった端末は「SIMロック解除」可能ですが、2015年4月以前に発売された端末は「SIMロック解除」を受け付けて貰えないルールになっています。

  • SIMロック解除できるiPhone

     iPhone7/7Plus(2016/09)
     iPhoneSE(2016/04)
     iPhone6s/6sPlus(2015/09)

  • SIMロック解除できないiPhone

     iPhone6/6Plus(2014/09)
     iPhone5s/5c
     iPhone5
     iPhone4s以前

「SIMロック解除」可能なiPhoneであれば「SIMロック解除」し、他社回線格安SIM/MVNOで利用する事ができますが、「SIMロック解除」できない端末は原則的には同じ回線を使用する格安SIM/MVNOでしか利用する事ができません。

ちなみに、格安SIM/MVNOで利用できるiPhoneかどうかの最終確認は、各格安SIM/MVNOが公開している「動作確認端末」で確認しなければなりませんが、同じSIMロック解除iPhoneでも「5」「5C」は動作確認に載っていないケースが多いようです。

「5」「5C」のように「動作確認端末」一覧に載っていないiPhoneを格安SIM/MVNOで利用する場合には、必ずサポートに電話で確認するようにしてください。

また余談ですが、細かな例外としてau版の「iPhone4s」以前のモデルについては、対応する通信規格が3Gのみのため、4Gのみのサービス提供であるau格安SIM/MVNOで利用できません。

au版「iPhone4s」はSIMロック解除も不可のため他社回線でも利用できず、事実上、格安SIM/MVNOでの利用はできない事になります。

SIMロック解除の対応状況

大手キャリアは「SIMロック解除」に関して、発売時期による区別以外にも各社独自のルールを定めています。

ここでは、大手キャリア各社の「SIMロック解除」に関する対応状況を確認しておきましょう。

ドコモ au Softbank
分割払い時 購入から100日が経過している事
一括払い時 支払い確認後
不可条件 ・未払い金がない事
・利用制限がかかっていない事
・各種ロックが掛かっていない事
・利用料金の支払実績確認(ドコモ)
解約機 契約者のみ 規定なし 契約者のみ
解約後 100日以内 規定なし 90日以内

少し前までは、端末購入から180日経過しないとSIMロック解除に応じなかった大手キャリアですが、総務省の指導等もあり、現在では購入後100日経過した端末のロック解除に応じています(一括払いの場合は支払いが確認でき次第になります)。

その他のルールでは、ドコモが一番ルールが多く条件が厳しくなっています。

逆にauは、契約者本人以外でも解約済の端末のロック解除が、日数制限なく可能である等、最もSIMロック解除しやすくなっています。

SIMロック解除のルール詳細については、各キャリアのWEBをご確認ください。

SIMロック解除 2015年5月以降に発売された機種の手続き(ドコモ)
SIMロック解除のお手続き(au)
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除

以下では、ここまで見てきた事をまとめながら、iPhoneの種類ごとに利用できる格安SIM/MVNOをチェックします。

SIMロックiPhoneを使うには

ドコモ/au/Softbankで購入した「iPhone5s」「iPhone6/6Plus」の場合はSIMロック解除ができないため、購入したキャリアと同じ回線を使用する格安SIM/MVNOのみ利用可能です。

以下は各々のキャリアごとのSIMロックiPhoneが利用できる格安SIM/MVNOです。

◎Softbank版iPhoneの場合



いずれも、iPhone5/5s/5c/6/6Plusで利用可能です。

「Y!mobile」は同じ経営元でありながら、Softbank版端末をそのまま利用する事はできず、必ずSIMロック解除が必要です。


◎au版iPhoneの場合

  • UQmobile(お勧め)

    iPhone5s/6/6Plusで利用可能で、au回線格安SIM/MVNOで唯一iPhoneテザリングが可能です。

  • mineo(Aプラン)

    au版iPhone5s/5c/6/6Plusで利用可能ですが、テザリングは利用できません。

  • IIJmio(タイプA)


    公式WEB上ではau版iPhoneへの対応は「6s」しか記載がありません。IIJみおをご利用の際には必ずサポートにお手持ちのiPhoneで使えるかどうかを確認してください。

  • QTモバイル

    au版iPhone5s/5c/6/6Plusで利用可能ですが、テザリングは利用できません。

    fiimo( フィーモ)
    Tikimo

  • ドコモで購入した場合

    上記以外の格安SIM/MVNO全て

SIMロック解除iPhoneを使うには

前項と同様にドコモ/au/Softbankの大手キャリアで購入したiPhoneでも、「iPhone6s/6sPlus」「SE」「iPhone7/7Plus」(※)に関しては、SIMロック解除が可能ですので、異なる回線の格安SIM/MVNOでも利用可能です。

ドコモで購入したiPhoneをauで利用したり、Softbankで購入したiPhoneをドコモ回線で使用する等が可能です。

大手キャリアごとのSIMロック解除ルールに従ってロック解除手続きを行ってください。

※2015年5月以前に発売となった「5/5s/5c」「6/6Plus」はSIMロック解除ができませんので、ここには含まれません。

SIMフリー端末とは

ドコモ/au/Softbankの大手キャリア3社から購入した端末は「キャリア端末」と言って、他社回線で利用できなくするための「SIMロック」がかけられていますが、Apple直営店舗やオンラインショップでAppleから直接購入したiPhoneにはどこのSIMロックもかけられていません。

元々のiPhoneは、ドコモ/au/Softbank3社の回線を利用できるように作られていますが、キャリアがユーザーを囲い込むために他社回線で使えないように「SIMロック」を掛けている訳ですが、Appleが直接販売するiPhoneはどこのロックもかけられていません。

このまったくSIMロックがかけられておらず、どこの通信会社でも自由に使う事ができる端末を「SIMフリー端末」と言います。

SIMフリー端末は、大手キャリア3社はもちろん、各キャリアの回線を利用する全ての格安SIM/MVNOで利用する事ができます。

iPhoneで使える格安SIMまとめ

上記で見てきたように、格安SIM/MVNOでの利用を前提とした場合、iPhoneを3つのタイプに分類する事ができます。

  1. SIMロック解除できないiPhone
  2. SIMロック解除できるiPhone
  3. SIMロックされていない(SIMフリー)iPhone

です。

それぞれのiPhoneで利用可能な格安SIM/MVNOは上記の通りですが、お手持ちのiPhoneがこの3つのどれに当てはまるのかが分かれば、格安SIM/MVNO選びは非常に簡単です^^

もうお分かりのように、基本的に格安SIM/MVNOで利用できないiPhoneはありません。

何らかの制限はある場合がありますが、どんなiPhoneでも少なくとも1つは格安SIM/MVNOを利用する方法がありますので、まずは、ご自分のiPhoneがどのタイプに分類されるのか…をチェックしてみてください。

きっと、アナタのiPhoneで利用可能な格安SIM/MVNOが見つかり、月額料金が安くなってしまいますよ(≧▽≦)

格安SIMで使えないiPhone

先に、iPhoneは基本的にどこかの格安SIM/MVNOで使える…と書きましたが、一部、例外があります。

それは上記の分類で「SIMロック解除できないiPhone」に入るのですが、au/Softbank版のiPhone4s以前のiPhoneです。

「iPhone4s」までのiPhoneは3G通信にしか対応していませんが、au回線MVNOは4G通信のみの提供ですし、Softbank回線MVNOであるb-mobileS/U-mobileSでも同様に3G通信は提供していません。Y!mobileは同じSoftbank運営ながらSIMロック解除が必要です。

4s以前のiPhoneで唯一利用できるのは、SIMロック解除せずに使えて、3G通信を提供しているドコモ版iPhone4sをドコモ回線MVNOで使用するパターンのみとなります。

当ブログでは、au版iPhone4sを市販の「SIMロック解除アダプター」を使ってSIMフリー化し、ドコモ回線SIMで利用する事に成功していますが、やはり正規の方法ではないため不安定ですし、3G通信そのものも速度が遅く実用的ではありませんし、4sの性能・機能もメイン端末として利用するにはそろそろ限界なのかな…という気がします。

参考記事:au iPhone4sをドコモ系MVNOで使っちゃう!

残念ながら、正規の方法ではau/Softbank版iPhone4s(それ以前のiPhoneも含む)は利用できませんが、iPhone4sが格安SIM/MVNOで使える/使えない以前に、AppleがiOS最新バージョンへのサポートを終了していますのでセキュリティ面からもあまりお勧めできません。

また、使えないという事ではありませんが、au版iPhoneをMVNOで利用する場合でVoLTE対応端末では、SIMロック解除が必要となるというau独特の仕様もありますのでご注意ください。

2年縛りは怖くない?

2年縛り…とは、大手キャリアで2年間の継続利用を約束する代わりに、端末代金の値引きを受けられる制度です。

端末代金が安くなっているので、とってもお得に感じるかもしれませんが、実はそうでもないんです。

こちらをご覧ください。

ドコモ DMMmobile
①iPhone7 76,200円+税
82,296円
61,800円+税
66,744円
②端末値引き 2,575円+税x24
66,744円
③実質負担額 15,552円 66,744円
④5分かけ放題 1,700円+税x24
44,064円
850円+税x24
22,032
⑤データ基本料
5GB
5,000円+税x24
129,600円
1,910円+税x24
49,488円
⑥ネット接続料 300円+税x24
7,776円
-
⑦24カ月合計 196,992円 138,264円
⑧差額 58,728円
⑨月額差額 2,447円

これは、ドコモで「iPhone7」を購入した場合の2年間のコストと、ドコモ回線MVNOである「DMMモバイル」で契約内容を同じにして、Appleオンラインで「iPhone7」SIMフリー版を購入した場合のコストの比較です。

一見、端末代金の割引が大きいので割安に感じますが、プラン料金等も含めた総支払額は、割高に感じるSIMフリーiPhoneを購入した場合のMVNO料金よりもトータルで6万円近く、月額で2447円も割高なんです。

2年縛りのペナルティは9,500円ですので、この月額差額を充当してみると、4カ月で上回ってしまいます。

つまり、更新月まで4カ月以上あるなら、更新月を待たずに乗換えてしまった方が支払額は安くなる…と言う事です。

DMMモバイル

さらに、多くの方が勘違いされているんですが、端末支払いが終わってからの月額料金はあまり安くなりません。

実は、端末代金がなくなると同時に、端末の割引もなくなるので、支払額は数百円しか減らない上に、差額を縮めていた端末代金がない分、支払差額はさらに大きくなるんです。

ドコモ DMMmobile
④5分かけ放題 1,700円+税x24
44,064円
850円+税x24
22,032
⑤データ基本料
5GB
5,000円+税x24
129,600円
1,910円+税x24
49,488円
⑥ネット接続料 300円+税x24
7,776円
-
⑦24カ月合計 181,440円 71,520円
⑧差額 109,920円
⑨月額差額 4,580円

先の表から①~③がなくなり、料金だけの差額になると、なんと月額4,580円もの差額が生じてしまうんです。

この差額を2年縛りの違約金に充当すると、3か月目には違約金を支払差額が上回る計算です。

つまり、すでに端末代金支払いが終わっている方はもちろん、端末代金の支払いが継続している場合でも、更新月まで3~4カ月あるなら早めに乗換えた方が、お財布から出てゆく金額を節約できる事になるんです。

更新月を待って割高な料金を払い続けるのは勿体ない…と言う事です。

通信速度が速い格安SIMは?

格安SIM/MVNOの通信速度は、どうしても大手キャリアよりも遅くなります。

特に、朝夕の通勤/通学時間帯、昼12時台、夜間19~21時ごろの、いわゆる混雑時間帯には、各社通信の集中によって通信速度の低下を起こすのが当たり前のようになっています。

1年ぐらい前までは、混雑時間帯でも速度低下を行さないMVNOや、一旦速度低下しても回線増強によって回復する等が見られましたが、現在ではごく一部の格安SIM/MVNOを除いて、混雑時間帯の速度低下は当たり前になってしまいました。

混雑時間帯の速度低下は、もはや格安SIM/MVNOの「仕様」であり、そういうもの…と捉えるしかない状況です。

そんな中でも、混在つ時間帯の速度低下があまりなく、快適な通信速度を維持している格安SIM/MVNO事業者がありますので、ご紹介しておきます。

Y!mboile

ワイモバイルは、Softbank自身が運営するサブブランド(2番目の通信ブランド)です。

その通信速度や品質は、さすがにキャリア…と言える高品質なもので、混雑時間帯でも通信が滞ることはありません。

TVCMを大量に放送しており、非常に名の知れた通信会社である上、「かけ放題」込みの料金プランは他社MVNOと伍しても引けを取らないリーズナブルなものです。

さらに、iPhoneSEを割安にセット購入できたり、口座振替での料金支払いが可能など、様々なメリットを持つ通信会社です。

だたし、同じSoftbankの経営なのに、Softbank版のスマホをそのままでは利用できない(SIMロック解除が必要)のは残念な処です(Softbank版iPhoneを流用できません)。

20170919_ymobile_speed_1211.jpg
2017/09/19 昼12時台のY!mobileの実測値です。

キャリアならではの快速ぶりです。

Y!mobile公式サイト

b-mobileS(日本通信)

日本通信が長年の粘り強い交渉の末にやっと発売に漕ぎつけた唯一のSoftbank回線を使ったMVNOです(U-mobileSも日本通信が提供している同等SIMです)。

この「b-mobileS」の最大の特徴は、Softbank版iPhoneをSIMロック解除せずにそのまま利用できる処で、iPhone5/5s/5c/6/6PlusのSIMロック解除できないiPhoneも利用可能です。

まだユーザー数が少ない事もあって、非常に快適な通信速度を維持できており、従量制(使った分だけ支払う)プランや、かけ放題をセットした料金プランは、「Y!mobile」を強く意識したものとなっています。

現時点では、Softbank版SIMロックiPhoneを利用できる唯一のSIMとなっています。

20170919_b-mobile_speed_121.jpg
※2017/09/19昼12時台の「UmobileS」の実測値です。

キャリアであるY!mobileを凌いでこの日の最速でした。ユーザーが増えるまでが使い時かもしれません。

b-mobileS スマホ電話SIM

UQmobile

ある程度のユーザー数を抱えたMVNOの中で最速の通信速度や通信品質を提供しているのが「UQmobile」(ユーキューモバイル)です。

「UQmobile」は、au回線を使用するMVNOで、auと同じKDDIグループの一員です。

グループ内で、auからの格安SIM/MVNOへの乗換えユーザーの受け皿として、KDDIグループ内にユーザーを足止めする役割を担っている事から、auからの支援やバックアップを得やすい立場にあります。

MVNOとしては破格の通信品質・速度をはじめ、iPhoneテザリングが可能であったり、iPhoneSEをラインナップするなど、他社MVNOには真似できないサービスを含め充実した内容となっています。

au版SIMロックiPhoneは、「iPhone5s」「iPhone6/6Plus」に対応しており、専用SIMによってau回線MVNOとして唯一iPhoneテザリングを可能にしています。

au回線で問題ないのであれば、私的には一番お勧めしたいMVNOです。

20170919_uqmobile_speed_121.jpg
※2017/09/19昼12時台のUQmobileの実測値です。

上記2社よりも速度が遅いように感じるかもしれませんが、この速度は十分以上に快速です。

UQmobile公式サイト

以下は比較のために「IIJmio(A)」「mineo(A)」の実測値です。

20170919_iijmio_speed_1210.jpg 20170919_mineo_speed_1214.jpg

上記お勧め3社のSIMがケタ外れに速いという事がよく分かります。

ドコモ回線MVNO

正直、「通信速度が速い」という括りにした場合、お勧めできるドコモ回線MVNOは残念ながらありません^^;

プランのバリエーションや料金の多彩さなどでのお勧めはありますが、速度に関してはドコモ回線MVNOは混雑時の速度低下が激しく、最低ラインである「1Mbps」を割込まないSIMを見つけるのに苦労する程です。

昨年の9月のサービスイン以降、3月ぐらいまでは「LINEモバイル」が非常に速い速度を維持していたのですが、ユーザーの増加に伴って速度低下を起こすようになってしまい、いつでも速いと言えるドコモ回線MVNOは皆無と言えます。

定番の「IIJmio」や「mineo」をお勧めする事は簡単ですが、速度に関しては人気MVNOほど速度低下に苦しんでいる現状がありますので、お勧めしにくいのです。

という訳で、人気の「楽天モバイル」や「フリーテル」よりも実効速度が速め…と言う事で、以下の2社をご紹介しておきますが、上記3社SIMに比べると、かなり速度は遅い事は申し上げておきます。

LINEモバイル公式サイト


IIJmio 公式サイト

今回は、iPhoneが使える格安SIM/MVNOという事で、当ブログのお勧めSIMをご紹介してみました。

お手持ちのiPhoneが、3タイプのうちのどれなのか…が分かれば、格安SIM/MVNOを探すのはそう難しい事ではありません。

ドコモ/au/Softbankで購入したものなのか、SIMフリー端末なのかをまず確認し、キャリアで購入した端末であれば、発売時期によって「SIMロック解除」の可否が決まる…と、分かってしまえば簡単ですので、格安SIM/MVNOで割安な料金でお得にiPhoneを使ってくださいませ。

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