2018/07/17

b-mobileが速い件~目覚めちゃったのか?日本通信

最近、ちょいちょい気になっているのが、日本通信のドコモ回線の通信速度なんですよねえ。速いんですよ、けっこう。雪降るんじゃない?なんて戯言は置いといて、ちょっと注目してみます。

日本通信のドコモ回線サービスと言えば、遅いSIMの代表格として、悪い事例に必ず持ち出され、評判の悪いったらこの上ない扱い…というのが、b-mobileの定位置だったと思うんですよね。

ところが、最近、様子が違うんですね。

どこの計測サイトさんを覗いても、b-mobileの速度が上昇傾向なんですよ。

こちらをご覧ください。

20180717_bmobileD_ave01.jpg
2018年1月平均 参考:https://kakuyasu-sim.jp/speed/b-mobile-okawari?mon=2018-01

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2018年4月平均 参考:https://kakuyasu-sim.jp/speed/b-mobile-okawari?mon=2018-04

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2018年7月平均 参考:https://kakuyasu-sim.jp/speed/b-mobile-okawari?mon=2018-07

こちらは、「kakuyasu-sim.jp」さんのデータを参考にさせて頂いたものですが、波形はだいたい同じような形ですが、全体的に徐々に速度域が上がっている事がわかります。

これって、増強してますよね。

こちらでテストされているのは「おかわりSIM」(ドコモ回線)ですが、以前に日本通信に問い合わせた際に、「おかわりSIM」と「b-mobileS」のドコモ回線は同じものだという言質を得ていますので、先日登場した「990ジャストフィット」のドコモ回線でも、同様の速さが得られるようです。

実はこの数値、4月時点ではSoftbank回線の方が速かったのですが、7月現在ではドコモ回線の方が速くなっています。

正直、日本通信が速さを求めてくると言うのは、驚きではあります。

もう何年も遅いままで放置(しているように見えていた)していた「おかわりSIM」が、いきなりこんな速度を出してくるなんて、これはもう日本通信が目覚めた…としか言いようがありません(笑)。

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それにしても、最近の日本通信は、b-mobileS(Softbank)のリリース以降、自分でSIMやプランを積極的(※)に販売するようになりましたよね。U-Nextはどうしちゃったんでしょう。

日本通信はSIMやプランの販売から撤退して、U-Next(ブランド名はU-mobile)に任せ、日本通信はMVNEに徹する…とかって報道されていたのは、2016年後半のことでしたが、その後、U-mobileはすっかり影を潜めたままです。

U-mobileが売ってくれないので日本通信が自分でやらざるを得なくなったのか、協業関係に何か問題が起きたのか、日本通信が身勝手な事をしているのか、その辺りはまったくわかりませんが、U-mobileの動きのなさと、逆に元気になりつつある日本通信が好対照な感じです。

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まあ、いずれにしても最近の日本通信は最早、遅いSIMの代表格ではない…といった印象が強まりつつあります。

実際、Softbank回線SIMをリリースした際にも、途中、回線を貸してくれ・貸さないのスッタモンダのあげく、やっと発売に漕ぎつけたら、最後の最後になって、iPhoneのSIMロックの問題があって、またスッタモンダ…。

当時の報道によると、b-mobileSの発売までにはSoftbankとはかなりやり合ったようでした。

日本通信って、結構、すぐに何にでも噛み付くような所があって、落ち着いて大人の話し合いができない会社…なんて事もネットで読んだことがありましたが、今の各社のSoftbank回線MVNOサービスが、基本、Softban版iPhoneをロック解除なしに使えるのは日本通信の頑張りの賜物と考えると、私的には好感を持っているんですよね。

日本通信って、国内初のMVNO事業を開始した企業ですから、誰もやらない事を先頭に立って一人でやって来る中では、大人しく話し合ってたらやって来れなかったのかもな~なんて、深読みは不要かもしれませんが、最近の頑張りは評価に値すると思うんですよね。

「でもさ~、b-mobileって端末売ってないし、容量の繰越しもないし、カウントフリーとか特徴や魅力ないんだよね」

なんて言う人がいました。

何をか言わんや…です、私にしてみれば。

この事を考える時に思い浮かぶのがmineoです。

mineoは、ユーザーコミュニティ「マイネ王」が人気で活発に活動していますし、フリータンクなんて他社にはない「容量不足の神」のようなサービスもありますし、パケットをプレゼントできたり、楽しい事いっぱいなMVNOです。

ユーザーファーストを謳っていて、顧客満足度が高く、解約率は極少のユーザーに愛されるMVNOナンバーワンです。

でも、mineoは通信速度に苦しんでいて、総務省の会合では「UQmobileは回線賃料を優遇されているから速いんじゃないの?」とか、「ウチはUQと同じ速度をとても出せないよ」などと不公平さを訴えました。

これに対して、KDDIは「賃料は同じだ」と回答していましたし、UQも「WiMAX持ってるし、料金も割高だから収益性確保できているから帯域をたくさん買えるんだよね」と回答して、一応それが嘘ではない前提で会合は終わっちゃって、mineoの求めるような結論は出なかったんじゃないかな。

そしたら今度は、通信の最適化なんて事を、既存ユーザーに知らせずにいきなり開始しちゃって、さらに「規約に則って」なんて可愛げのない対応をしたもんだから、炎上しちゃってもう大変だったmineoさんなわけなんだけど…。

思うのは、例えば月間の契約容量を使い切ったら、制限速度で我慢するか、追加購入するはずなのに、フリータンクなんてあるから、1000MB貰って凌げちゃうわけだから、追加容量分の収益が得られないわけでしょ。

ユーザーも、フリータンクの1000MBありきで契約容量決めていたりすると、本来契約されるプランより小さな(料金の安い)プランしか契約されないとか、収益性を損なうことが多いように見えるんですよねえ。

日本通信が速度になぜ目覚めちゃったのかは分かりませんけれど、UQmobileが言うように、日本通信のプラン料金も決して安くはないですよね。特に大きな容量を使った場合にはかなり割高です。

しかも収益を減らしたり、得られるはずの収益を得られないような施策は何一つないし、端末調達などに係るコストも皆無なわけで、その分を帯域確保に充ててるとすれば、その差は結構大きいような気がします。

何が言いたいか…と言うと、「b-mobileは何もないのがいいんです」って話し。

もちろん、現在の速度が維持できてナンボの話しではあるのだけれど、実用域を割込まない速度で、割高な中にもお得感(1~2GB利用時は業界最安)も感じられて、かけ放題は5分だけど500円だし、端末は所詮、SIMフリー買うから必要ないし…

そんな、何にもないけど基本だけしっかり提供…みたいなb-mobileが私は好きですけどね。

それが嫌なら、もうUQの「データ高速+通話プラン」しかないですよ。サブブランドは嫌いなんて言ってる場合じゃないです(笑)。

LinksMateと共に、UQmobile・Y!mobileに次ぐ二番手の位置を作りつつあるb-mobileって、まじで目覚めたんでしょうか。

LINEモバイル、サービスインからわずか2週間で速度低下中なのを考えれば、b-mobileって頑張ってるなあと思う次第です。

b-mobileS 990ジャストフィットSIM

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