UQmobile~動作確認端末に「iPhone6」が追加になった!専用SIM登場!
ある意味、今が旬なスマホ端末とも言える「iPhone6」がUQmobileの動作確認端末に載りました^^ au版iPhone6/6Plusも、専用SIMでSIMロック解除不要でUQmobileで利用できるようになりました。
「UQmobile」の公式サイト「動作確認端末一覧」に「au版」「SIMフリー版」の「iPhone6」が掲載されました。
「iPhone6」を発売当初に購入された方は2年経過しました。
という事は、購入されたタイミングにもよりますが、新規契約にせよ機種変更にせよ、「iPhone6」ユーザーは解約違約金なしに、大手キャリアから料金の安いMVNOに乗り換えられる「更新月」のタイミングだという事になるので、そういう意味では今≪旬≫な端末と言えるかもしれません。
実際、当ブログの一番人気記事は、家内のSoftbank「iPhone6」をSIMロック解除した際の記事で、多くの方が「iPhone6」のSIMフリー化に興味を持たれているようです。
このタイミングで料金の安いMVNO・格安SIMに乗り換えようとお考えであれば、「iPhone6」をそのまま「持込み」で各社で利用できますし、中古端末をお探し場合でも、2年縛り明けで売りに出された「iPhone6」を狙っている方も少なくないと思います。
===目 次===
1.iPhone6ってどんな端末?
2.iPhone6をUQmobileで使うには
3.UQMobileのiPhone6対応内容
4.他社au回線MVNOとの違い・優位性
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iPhone6/6Plusってどんな端末?
「iPhone6/6Plus」は、8代目モデルとして2014年9月10日に発表、2014年9月12日から販売が開始されたモデルで、歴代のiPhoneの中でも初めて「液晶大型化」を果たしたモデルとして、歴史に名を残す端末ではないかと思います。
当時、続々と大画面化していたAndroid端末に対してAppleは、「iPhone4s」の4型液晶の縦幅を若干大型化した「iPhone5」「iPhone5s」を販売していましたが、新たに投入された「iPhone6/6Plus」では、4.7インチに液晶がサイズアップされた通常モデルに加え、さらに大画面の5.5インチモデルの「Plus」が併売されるようになりました。
性能的にも「5s」から大きく進化し、CPUで25%、GPUで50%の向上を果たしています。
通信関係では4GLTEの通信速度が最大150Mbpsに向上し、キャリアアグリゲーションやVoLte通話等にも対応しています。
ただ、ちょっと勘違いされがちなのは、大画面のiPhoneなら文字が大きいので見やすい…なんて書かれている場合がありますが、iPhoneの場合は画面が大きくなっても文字の大きさは変わらないです^^;
画面が大きくなったことで、液晶に表示される領域が広がったため、より多くの情報量が1画面に表示されるようになった事で、テキストの折り返しまでの文字数は多くなりますが、液晶が大きくなった事による文字の拡大はありません。
文字の拡大は「設定」で別機能として存在しますが、Appleが考える視覚的な標準の文字の大きさは変更ありません。
やはり、画面の大型化の恩恵は、画像や動画の表示において最も顕著で4.7インチの標準モデルでさえかなりの大迫力で、5.5インチのPlusではAndroid端末に負けない迫力と臨場感を身につけています。
また、WEB等では1画面に表示できる領域が大きくなった事で、スクロールしなくても見られる範囲が広がった事も恩恵の1つかもしれません。
iPhone6をUQmobileで使うには
■SIMフリー端末を購入する
Appleオンラインではすでに「iPhone6」の販売を終了していますので、Apple純正で新品を購入する事は難しそうです。
端末ショップやオークション等で、「新品」「展示品」等の端末が販売・出品されているのを狙うしかないかもしれません。
■キャリア端末を流用する
au版の「iPhone6」を「SIMロック解除」なしで利用できます(と言うか、「6」はSIMロック解除対象機ではありません)。
オークション等で個人売買のカタチで中古端末を手に入れる場合には、利用判定を十分に確認しましょう。
未払い料金等がある端末を購入してしまうと、利用できない場合もあるので注意が必要です。
ショップ端末ではそうした点での心配はありませんが、その分、若干割高になる傾向があるようです。
今回のUQmobile公式サポートでは、「iPhone6s/6Plus」や「iPhoneSE」がau版端末の場合には「SIMロック解除」が必要なのに対して、「iPhone6/6Plus」ではSIMロック解除なしでの利用(ロック解除できないので専用SIMで対応)という形になっています。
これって1つ面倒がなくていいですよね。単純にSIMを契約して刺せばそのまま使える訳ですから^^
それに、前述の通り「iPhone6」も含め、実はここへ来て「au版iPhone」がグッと注目度がアップしているな…と感じます。
auは回線方式等が特殊で、他社での利用がしにくいため不人気端末だったのですが、ここへ来て状況が変わりつつあります。
と言うのも、ドコモとSoftbankは契約者本人しか「SIMロック解除」ができないのに対して、auでは本人以外でも「SIMロック解除」を受け付けて貰えるので、大手キャリア→MVNO乗換えのユーザーに密かに人気なんです(と言ってもそれはロック解除対象の「iPhone6s」以降のお話しですが)^^
中古端末価格は、au版は割安な上に、SIMロックがかかった状態であればさらに割安になります(SIMフリー化した端末の方が高い~6s以降)ので、中古端末ショップやオークション出品者がこの事に気づいて値を上げてくる前に質の良いau中古端末をゲットするのがお勧めかもしれません。
UQMobileのiPhone6対応内容
結構、がっつり対応しています(笑)。
- 通話SIMのみ(データ専用プラン非対応)
- iOSは「10.2」に対応
追記:最新10.3.3まで対応済 - 通話/通信/SMSも問題なく利用可
- UQドメインのメールも利用可
- テザリング可能
出ましたっ!反則技っ!(笑)
今回の「iPhone6」でもテザリングができます。
他のau系MVNOも、Y!Mobileを含めてもドコモ系以外の格安SIMでは全く対応できていませんので、これは「UQmobile」の大きなアドバンテージだとは思いますし、ワタクシ自身も「テザリング可能」は非常に助かっていますが、他社ユーザーから見たら「ほぼ反則」に見えちゃいそうですよね^^;
注意が必要なのは、適応SIMが「UQ版 iPhone5s」と同じ専用SIMである事です。
これは「6」がSIMロック解除対象機ではないために専用のSIMで対応せざるを得ないものと思いますが、「5s」の場合はUQ版のみでしたが、今回は「SIMフリー版」「au版(SIMロック解除不要)」をいずれも専用SIMで利用することができるようになっています。
通話SIMのみの対応で、データ専用プランの契約はできないのは少々残念なところです^^;
====(追記ここから)===========
近々登場するとみられていた「UQ版iPhone6/6PLUS」ではなく、2017年03月22日に一気に「iPhoneSE」がUQmobile/Y!mobile両社から発売になりました!
しかも、32GB/128GBモデルを両方ラインナップし、さらにその価格設定がもの凄いんです^^;
「ぴったり」系のプランでの購入サポート付きで、なんと、AppleのSIMフリー定価の約半額近い金額で購入出来ちゃいますっ!
大画面がいい…という事であれば別ですが、機能性能は「6」よりも「SE」の方が上回ります(SEは中身ほぼ6Sです)し、SEはSIMロック解除対象機なので181日目以降にロック解除が可能です。
端末代金を含め「iPhoneSE」の詳細は関連記事をご参照ください。
⇒UQmobile~iPhoneSEが超オススメな理由~常識を覆す新たな選択肢
⇒UQmobile~安いだけじゃない「iPhoneSE」の魅力~iPhone5s/6s/7と比較
====(追記ここまで)========
これに伴って、SIMの購入画面が変更になっています。
従来のSIMサイズを選ぶだけの画面に、「お手持ちのiPhone用のSIM」というリンクがあり、進むとiPhoneの機種を選ぶと適切なSIMをカートに入れてくれる仕組みが追加されています。
「iPhone5s」や「iPhone6/6Plus」であれば専用nanoSIMを、「iPhone6s/6sPlus」「iPhoneSE」ならマルチSIMを自動的にチョイスしてくれますので、これなら間違ったSIMを購入してしまう事もなさそうで良いですね。
こういう進化は大歓迎です^^
ただしユーザー自身が機種を間違えたらどうにもならないので、選択は注意が必要かもしれませんね^^
他社au回線MVNOとの違い・優位性
UQと同じくau回線を使った他社MVNOでもiPhone6を利用する事ができます。
mineo(Aプラン)は、公式WEB「動作確認済端末」に記載がありますし、QTモバイル(Aタイプ)でも同様です。
IIJmio(タイプA)に関しては動作確認に記載はありませんが、サポートに問い合わせれば一定の条件付きで利用可能との回答が得られます。
ただ、他社とUQには大きな違いが2つあります。
1.通信速度の圧倒的な速さ
2.iPhoneテザリングができる
朝夕・昼12時台・夜間の混雑時にも動画再生でもストレスなく視聴できる通信速度は大きな魅力ですし、iPad等のサブ端末を利用する上でテザリングは非常に便利です。
↑は、ある日の昼12時台の速度計測値です(UQ→mineo↙IIJmio→QTモバイルの順に並んでいます)。
速度の違いが如何に圧倒的かがよく分かります。
それでいて、他社MVNOとほとんど変わらない料金で利用できるとなれば、あえてau回線を他社に求める理由が見当たらない…と言えるのではないかと思います。
≪筆者註≫
2017年8~9月にかけてUQmobileのサービスに大きな変化がありました。
「機種変更」と「iPhone6s発売」です。個別に記事を書いていますのでご覧ください。
参考記事:UQmobile~機種変更可能に!最新機種を追加購入できるようになった!
参考記事:UQmobile~iPhone6s発売~4.7インチiPhoneも激安価格!
今回は、UQmobileの動作確認端末に「iPhone6/6Plus」が掲載された件で書いてみました。
2015年5月以前に発売されたiPhoneを格安SIMで運用する道はあまり多くありませんが、幸い、au版iPhoneに関しては、UQの専用SIMを利用する事で、高速で高品質の通信をフルサービス(テザリングまで含め)で利用する事ができます。
※一部、誤った記述がありましたので、公開後に修正を行いましたm(_ _)m また、一部、後日に加筆した部分もあります。
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