お勧め格安SIM(2017年03月編)~UQmobile/Y!mobile/IIJmio/LINEモバイル/mineo
昨年末から少し時間が空きましたが、2017年3月時点のワタクシのお勧め格安SIMをまとめてみます。
あえて「格安SIM」としているのは、MVNOではない「Y!mobile」を含めているためです。
「Y!mobile」以外はMVNOのご紹介になっています。
スポンサーリンク
順位付けの基準は
お勧め順を決める要素については、日ごろからワタクシや当ブログの基本的な考え方としてお話ししている通り「通信速度」です。

格安SIM・MVNOについては、ワタクシ自身がユーザーである事からユーザーの目線でお勧めポイントを設定し、それに基づいて順位付けをしているわけですが、その筆頭はやはり「通信速度」ではないか…と思うのです。
もちろん、料金プランや通話オプション、端末などの諸条件も重要だと思いますが、それら全ては安定した通信がベースにあってこそ生きるもの…と考えます。
それは、どんなに料金的に安くても、どんなに端末が良くても、多くの利用者が集中する混雑時間帯でも実用的な通信速度が安定的に提供されていなければ意味がないという事なんです。
例えば、非常に割安でコストパフォーマンスに優れた料金プランで、最新鋭の端末が他社の半額で購入できたとします。
でも、通信速度が遅く、お昼休みに美味しいランチを検索しようと思ったら、全然WEBが表示されずにタイムアウトしてしまい、結局お店を見つける事ができなかった…という状況でも、プランや端末の方が大事…と思うでしょうか?という事なんです。
「チャンと通話できてチャンと通信できる」事こそが全ての基本だと思うんです。
そういう意味で、当ブログではワタクシ自身が実際に利用して、混雑する時間帯でも十分に実用的な通信速度が出ている事業者をお勧めしています。
キャリアにはこだわらない
お勧めするSIMの元の回線(つまりキャリア)がどこか…と言う事にはこだわりません。

時・場所・人などによって、どのキャリアの回線がいいのか…は違ってきますが、MVNOの場合はどの回線を使っているか…よりも、前述の通り「実用的な通信速度が出ているか」が問題なので、どの回線かではなく「(通信速度が)速いSIM」をお勧めする事にしています。
通信速度において差がない場合には、プランや事業者の姿勢なども考慮に入れる場合があります。
余談ですが、ワタクシ自身はMNP転出時の手続きで非常に嫌な(腹立たしい)思いをしたので「au」が大嫌いですが(笑)、現在のメイン回線はau回線の「UQmobile」です(≧▽≦)
嫌いなのはauの対応であって回線ではありませんし、現時点でコストと「通信速度」「通信安定性」を天秤にかけた場合に、ワタクシ的には最も好ましいバランスが取れるMVNOという事で、「UQmobile」をメイン回線に利用している次第です。
そんな訳なので、ブログでお勧めするさいにも、キャリアにはこだわらず、快適に通信を利用できるMVNOをお勧めしています。
スポンサーリンク
===(もくじ)======
1.お勧め格安SIM 第1位
2.お勧め格安SIM 第2位
3.お勧め格安SIM 第3位
4.お勧め格安SIM 第4位
5.お勧め格安SIM 第5位
6.お勧めのキャンペーン
7.いま期待のMVNO・サービス
8.お勧めしないMVNO
9.お勧め格安SIMまとめ
===(ここまで)======
お勧め格安SIM 第1位:UQmobile
当ブログのお勧め格安SIM第1位は、今回も「UQmobile」と致します。

■圧倒的な通信速度と安定性
はじめに今回も…と書きましたが、ワタクシの感覚としては、さらにお勧め度がアップしたと考えています。
以前から「通信速度」に関しては定評のあるMVNOですが、昨年終盤以降、通信速度は本家auと同等の速度を計測する事もある程ですし、加えて通信速度の安定性が増して、常に十分以上の速度で安定した通信が可能になっており、2016年中盤まで時々現れていた「速度低下」は一切顔をのぞかせなくなりました。
各所のスピードテストでも、キャリア3社の4ブランド(ドコモ/au/Softbank/Y!mobile)の一角に、唯一MVNOでありながら食い込むなど、au回線をフルで使えているのでは?と勘繰りたくなるような速度と安定性です。
最も混雑する昼12時台であっても、朝夕の通勤・通学時間帯、さらに夜間のゴールデンタイム(20~23時台)にもストレスのない通信が可能です。
最近では、各所のテストでライバル「Y!mobile」を上回る計測結果を出すことが増えており、野坂社長が言った「通信速度にはこだわってゆきたい」をまさに実現していると言えるのではないかと思います。
さらに、他社より100kbps速い設定の「低速モード」は、メールやSNS等のテキスト中心のサービスはもちろん、画像が多く無ければWEB閲覧でも十分に実用的で、しかも料金がかからない…という点も1つの大きなお勧めポイントです。
「UQmobile」は、当ブログが重視する「通信速度」に関してはダントツのお勧め度を誇ります。
■ユーザーサービスが向上
通信速度の向上や安定性に加え、新規・既存ユーザーへのサービスの充実も少しずつですが進歩を見せています。

3/1からは、従来の「無料通話パック」に加え、新たに「5分間かけ放題」の通話定額オプションを追加し、ユーザーの好みによって月ごとに自由にチョイスできるようになりました。
さらに大容量のデータを利用したいユーザーのための「Lプラン」を新設、通話定額オプション2タイプとデータ容量3タイプ(S/M/L)の中でプラン変更が可能になりました。
また通話定額オプションが付かず「1年縛り」で利用できる「データ高速+通話」プランと、「データ使い放題+通話」プランの間でもプラン変更が可能になりました。
セット購入できるAndroid端末も、本家auの協力も得ながら以前と比べて大幅にラインナップが拡充され、MVNOの中でも屈指の端末充実MVNOになっています。
そんな「UQmobile」は、これまで新たに「UQmobile」を利用する新規契約ユーザーの利便に軸足を置き、既存ユーザーへのサービス拡充が立ち遅れている印象がありましたが、ウリモノの「ぴったりプラン」の開始から2年目となる今年、徐々に既存ユーザー向けのサービスの拡充にも力を入れ始めた印象です。
将来に向けての継続利用の不安が少しずつ解消されつつある「UQmobile」は、ユーザーサービスの面でもお勧め度がアップしており、「最速MVNO」の称号にユーザー満足度の向上も手伝って、ますます魅力がアップしているように思います。
■本家auの特別扱い
実は「UQmobile」は、auの連結子会社である立ち位置のためKDDI外へのユーザー流出に歯止めをかける…という使命を持っています(笑)。
それゆえに、他のau回線を使ったMVNO~「mineoAプラン」「IIJタイプA」と比べ、明らかな特別扱いが見られます。
例えばiPhoneでのテザリング機能。
ドコモ以外の格安SIMで、iPhoneテザリングができるのは「Y!mobile」を含めても「UQmobile」だけなんです。
「Y!mobile」はSoftbank自身が運営しているにも関わらずiPhoneでのテザリングを可能にしていないので、ドコモ回線以外でiPhoneでテザリングしたいと思えば、「UQmobile」一択なんです(*^▽^*)
また別の事例では、セット端末に「iPhone5s」をラインナップしている事も挙げる事ができます。

大手3キャリア以外で「iPhone」の新品の正規端末をラインナップしているのは、「Y!mobile」と「UQmobile」だけですが、前述のように「Y!mobile」は自身がキャリア(自前の回線を持つ)であり、Softbank自身の運営ですので理解できるのですが、子会社と言えども正式には別会社でMVNOに過ぎない「UQmobile」がiPhoneをラインナップするのは相当にイレギュラーな事です。
本家auと同等の通信速度や安定性、iPhoneテザリング、iPhone5s販売など、どう考えてもauからの特別扱いがなければできないような事が少なからずあるんです。
この事は、他社au回線MVNOから見れば「不公平」以外の何モノでもありませんが、UQmobileユーザーから見ればそれは他社にはない「恩恵」ですし、「特別待遇」であるわけです。
少なくとも、同じau回線のMVNOを選ぶのであれば、auという目に見えない大きな傘で守られた「UQmobile」という傘の中に入った方が得…という事ではないかと思います(≧▽≦)
≪筆者註≫UQmobileに大きな改善・追加が行われています。2017年春「iPhoneSE(32GB)」が発売になり、2017年夏には「機種変更」が可能になりました。
詳細は最新記事をご参照ください。
参考記事:UQmobile~iPhoneSEが超オススメな理由~常識を覆す新たな選択肢
参考記事:UQmobile~機種変更を解禁!最新機種を追加購入できるようになった!
■MVNOらしさも忘れていない
先に軽く触れた「データ高速+通話」プランと「データ使い放題+通話」プランは、最低利用期間が1年で、解約・MNPの場合の解約ペナルティは1年間で解除されます(通話付プランの場合)。
これは他社MVNOと同じ規定で、まさに「UQmobile」のMVNOらしい一面です。
「データ高速+通話」プランは、「ぴったりプラン・おしゃべりプラン」が2年縛りの代わりに端末をセット購入でき、2年間に渡り端末代金をサポートする割引があったり、通話定額オプションが無料でセットされるなど、非常にキャリアぽいキャラクターを持つのと対照的に、3GBのデータ容量と通常の通話のセット以外には何も付属しないシンプルなプランです。
ワタクシは、この何も付かない「素」の「データ高速+通話」プランを利用していますが、快適な通信をリーズナブルに利用できるので非常に満足度が高いです^^
正直、シンプルなプランの方にも、オプションの選択肢があったり、端末のセット購入があってもいいような気がしますが、1年経てばフリーになれるのは捨てがたい魅力ではないか…とも思います^^
以上のような事から、今回も~いや、前にも増して当ブログの一押しMVNOは「UQmobile」です。
■UQmobileの弱点・デメリット
もう「ベタ褒め」に近いUQmobileですが、弱点やマイナス要素がない訳ではありません。
その一つが「データ容量」です。
新たに「Lプラン」が導入され最大7GB(キャンペーン適用で14GB)まで利用する事ができるようになりましたが、動画などの大ファイルコンテンツをよく利用する方には7GBでは足りません。
通信速度が速く動画視聴に向くのに容量不足と言うのは勿体ないように思います。
さらに、「ぴったりプラン」「おしゃべりプラン」の2年契約完了後の継続利用時には、容量のキャンペーン増量がなくなる事で割高感(1GB/2980円)の強いプランとなってしまう…という側面もあります。
また、通常プランでも利用できる「通話定額」があったらいいな…とか、家族間のデータシェアができたらいいな…等々細かな不満はあります。
ワタクシが実際にユーザーとして是非対応して欲しいサービスは、やはり家族間の「データシェア」です。
1月に家内もUQmobileユーザーとなりましたが、動画をよく見る家内はデータ容量が不足気味、ワタクシは余り気味なので、シェアできればいいのにな…と思うんです。
こうしたデメリットは少しずつ改善されてゆくと思いますが、ぜひ早めで…お願いしたい処です(*^▽^*)
■UQmobile総評
ワタクシは、「UQmobile」はまだまだ成長過程のMVNOだと思っています。
上記のような不満点や足りないと感じるサービスもあるのですが、それらを差し引いても「UQmobile」はワタクシの一押しMVNOである事は変わりません(≧▽≦)。
何と言っても、大手キャリアを含めても見劣りしない圧倒的な通信速度と安定性、加えてリーズナブルな料金は大きな魅力だと思います。
何度も繰り返しますが、使いたい時にサクッと通信できる事ってとっても重要なことなんです(*^▽^*)
他にも、セット購入できるAndroid端末の充実、iPhone5s販売、iPhoneテザリング、通話定額サービス(かけ放題追加)等々、ますます魅力度アップ著しい「UQmobile」を自信を持ってお勧めします^^
お勧め格安SIM 第2位:Y!mobile
当ブログのお勧め格安SIM第2位も、前回と変わらず「Y!mobile」と致します。
■抜群の知名度と割安料金
格安SIM・MVNOという言葉はピンと来なくても「Y!mobile」という通信サービスの名前は聞いたことがある…と言う方はいると思いますし、「ふてにゃん」の事はCMで一度は見た事がある…という方も少なくないのではないでしょうか。
そんな「Y!mobile」は、実はMVNOではありません。
自前の回線を持つレッキとしたMNOであり、大手キャリアであるSoftbankが運営する第2のモバイル通信のブランド(名称)ですので、言ってみれば「Y!mobile」も大手キャリアだと見る事もできるんです。
そして、その最大の特徴は大手キャリアと比べて割安な料金にあります。
現在は、「データ2GB/かけ放題で1,980円~」という分かりやすい料金プランで、ライバル「UQmobile」としのぎを削っていますが、このプランを最初に開始したのは「Y!mobile」で後発の「UQmobile」が寄せていった経緯があります。
大手キャリアで月額7,000円超の料金が、最初の1年1,980円…という非常にお得感のあるプランを提供し、TVCMで認知度を高めてきました。

■大手キャリアの安心
最近時々耳にするのは「MVNOって安いのは分かるけど何となく不安」という、特に年配のユーザーの声です。
MVNOの大半を占めるドコモ回線のMVNOでは通信速度に苦しんでいる事業者が多く、そのため利用者もキャリアでは考えもしなかった混雑時の速度低下などに見舞われ、「やっぱり安いものはダメだ」といった評価をしてしまう事で、ネガティブな情報として広まってしまうケースがあるようです。
自身がキャリアである事でそんな不安を払拭でき、従来よりも割安な料金で利用できる「Y!mobile」が人気を博しているのも分かる気がしますよね^^
例えば通信速度を見ても非常に安定しており、時間帯に関わらず常に一定以上の高速通信を提供できていますし、シンプルで分かりやすい料金プランも「細かくて分かりずらい」と言われる格安SIMの料金に比べて受け入れられやすいのではないかと思います。
こうした事が「やっぱり大手は安心だね」という評価となり爆発的な人気につながったように思います。
■Y!mobileの弱点・デメリット
「Y!mobile」は、キャリアである事がそのままマイナスポイントになります。
キャリアならではの通信速度や安定性がメリットである反面、「低速モード」を任意で選択できず、メールやSNSなど高速通信を必要としない場面でも、常に高速通信を用いることで、不要にデータ量を消費する…といった傾向があります。
不要な場面でデータ量を消費すれば、本来高速通信が必要な場面で容量不足を招くケースも増えますし、容量超過後の低速時の速度も128kbpsと他社MVNOの半分程度と実用性に欠けた速度となってしまいます。
また契約に関しては「2年縛り」が前提で、キャリアらしく「更新月」が設けられており、それ以外での解約やMNPには違約金が発生します。
データ専用プラン「データプランS/L」は3年縛りとなりますので注意が必要です。
料金面でも、キャンペーンが外れると他社MVNOより割高なってしまいます。
人気の「ワンキュッパ割」は、最初の1年間のみ1,000円引きとなるサービスで、2年目及び契約更新以降は毎月の料金は「S:2,980(1GB)」「M:3,980(3GB)」「L:5,980(7GB)」となります。
MVNOの平均的な料金は、「3GB:1,000円」「通話:700円」「通話定額800円」=合計2,500円程度が相場なので、「Y!mobile」プランでは月額1,000円程度割高になってしまいます。
またiPhone関連では、キャリアの立場であるにも関わらず、iPhoneテザリングを不可としており、MVNOの「UQmobile」がiPhoneテザリングを可能にしているのと対照的ですが、これもiPhoneユーザーとすればデメリットの1つかもしれません。
■Y!mobile総評
まず重要なのは、「Y!mobile」はMVNOではなくキャリアのサブブランドである…という事です。
この立ち位置=キャリアなのに格安=は、唯一無二です。
「Y!mobile」がキャリアである事は、メリットでもある一方で、キャリアであるが故のマイナス面も背負っていますが、そのマイナス面をデメリットとして捉えないのであれば、「Y!mobile」は非常に魅力ある通信会社と言えると思います。
マイナス面とは、「2年縛り」であったり「MVNOより割高な料金」、「実用性のない速度制限(低速時)」等です。
「MVNOはイマイチ信用できない」「料金よりサービスの安定性を重視」といったユーザー、料金は最安でなくても大手キャリアより安ければ良い…といったユーザーには「キャリアの安心感」においてお勧めできる通信会社だと思います。
さらに全国1,000超の実店舗の展開も、スマホに詳しくない方にとっては大きなメリットになると思います。
そんな訳で、ほぼ2トップとも言える僅差のお勧め第2位に「Y!mobile」を推したいと思います。
追記)2017/03/25 Y!mobileから「iPhoneSE(32/128GB)」が発売になりました。
詳細は最新記事をご参照ください。
関連記事:『Y!mobile・UQmobile~iPhoneSEを販売開始!サブブランドの強み発揮』
お勧め格安SIM 第3位:IIJmio
今回のお勧め格安SIM第3位は「IIJmio」と致します。
■高い技術力と情報公開
「IIJmio」はMVNO界の老舗で、その技術力は高く評価されており、常にMVNO業界をリードする中心的な通信会社です。
以前にこんな事がありました。
au回線MVNOではiPhoneが利用できない…とされている時期がありました(iPhoneはドコモ系でしか利用できなかった)。
しかし、そんな時に「IIJ」が解決策を見つけ出し、その情報を公開した事でau系回線でもiPhoneが利用できるようになったのですが、その当時「IIJ」はまだ自社でau回線のプランを出していなかったんです。
そのニュースを読んで、ワタクシは「IIJ」ってすごいんだな~と単純に感心しました。
自社で扱っていない回線の研究を進めていて、不可能とされた事の解決策を見つけ出し、さらにそれを惜しげもなく情報開示してしまう姿勢に感動すら覚えたものでした(≧▽≦)。
そんな「IIJ」は高い人気を得ており国内で五指に入る人気MVNOですが、今でも様々な研究成果を発表していますし、そうした研究開発に基づいた他社とはちょっと違うプランやサービスは、痒いところに手が届く的な妙にフィットする感じが気に入っています。
■独自プランやサービス

ワタクシはこの2月からIIJの「エコプラン」を契約し、端末セット契約でau回線を使った「タイプA」を利用しています。
この「エコプラン」は言ってみれば「減算型の従量制プラン」と言えるような他社にはない独自のプランで、MAXのデータ容量(3GB/7GB)を契約しますが、毎月、使わなかった分を請求から減額してくれる…という目から鱗のプランなんです^^
ワタクシの場合は「3GB(月額900円)」のプランで契約していますが、最大使っても3GBまでで止まるのは当然ですが、3GBを使い切らなかった場合には、使わなかった分を500MB=100円で料金から差し引いてくれるんです。

例えば1GBしか使わないと、使わなかった2GBを500MB刻みで100円…つまり500MB×4×100円=400円値引きされて、請求は500円のみ…という具合です。
普通、従量制のプランは使った分だけの請求ですが、上限がない、または大きいためにうっかり使ってしまうと高額な請求になりやすい危険性をはらんでいますが、このエコプランなら上限は予め決めてありますので、それ以上にはなりませんし、使わなければその分は減額されるので、非常に経済的なプランとなっています。
こうした他社にないプランを発想できるこの会社が好きですし、プランの内容がユーザーサイドで考えられている…と感じるんです^^
情報開示も含め、常にユーザーフレンドリーである姿勢は好ましいものですし、そうした通信会社に身を置いていることは安心感を持つことができます。
■通信速度が改善
MVNOは、人気が出てユーザ数が増えると通信速度が低下し、回線増強によって通信速度を改善する…といった事の繰り返しをしており、これはMVNOの宿命のようなものと考えて良いと思います。
「IIJ」は国内でも屈指の人気MVNOであるがゆえに、ユーザー数も多く、通信速度においてはなかなか芳しい結果を出せずにいましがが、年明けからドコモプラン(タイプD)での速度向上が見られ、大規模な増強を行ったのでは?と推測されます。
また、ワタクシが「エコプラン」で利用しているau回線(タイプA)も、まだサービス開始から間がない(2016/11開始)事もあって快適な実用速度を維持しており、現時点では通信速度においてもお勧め度がアップしていると考えられます。
MVNOである以上、「UQmobile」のような特殊なケースを除いては、ユーザー数と増強の関係で速度の増減は周期的に繰り返すもの…と理解するのが順当ですが、回線増強には各社で温度差がある事も事実です。
頻繁に増強を行い通信速度低下を一定水準に保とうとするMVNOもありますし、速度低下したまま長期間放置するような良心的でないMVNOもありますので、その辺は各所の評価を参考にチョイスなさってください。
ワタクシ的には、「IIJ」は非常に良心的で、かつ技術力にも優れている点でお気に入りMVNOの1つです。
■IIJmioの弱点・デメリット
やはり人気MVNOだけに「通信速度」の維持には苦労しているようです。
速度低下してしまうとギリギリ実用域の速度を出せるかどうか…というレベルまで低下してしまう事もあるので、通信速度に関しては安心…とはゆかないように思います。
この事は他のドコモ系人気MVNOでも同様で、人気があるが故にユーザー数の増加が改善増強を上回ってしまう…といったジレンマもあるように感じますが、「IIJ」は良心的な会社ですので、速度低下を放置する事はないのでは…という期待感があります。
■IIJmio総評
今回「IIJmio」をお勧め第3位にしてみました。

ワタクシ自身が「エコプラン」を契約して実際にau回線(タイプA)を体験している…という事も大きいのは確かですが、それ以上に、安定したサービスと独自のプランやサービスの開発力などが素晴らしいと感じました。
実際、タイプA回線の「低速モード」は、200kbpsと公称しているにも関わらず、何度計測しても、アプリを変えても、画像DLタイプで計測しても、200kbpsを超えた速度が出ている…という結果になりますし、体感でも200kbpsとは思えないサクサク具合です。
こうした目立たない処でも使い勝手の良さを感じられるのが順位アップの最大の理由ではないかと思います。
お勧め格安SIM 第4位:LINEモバイル
今回のお勧め格安SIM第4位は「LINEモバイル」と致します。
■ドコモ回線MVNO最速
昨年2016円9月にサービス開始となった「LINEモバイル」は、その名の通り無料通信アプリ「LINE」が手掛けるMVNOサービスです。
データ専用プランなら「1GB/500円」から利用できる手頃さと、ドコモ回線を使用するMVNOの中ではダントツに速い通信速度でグングン人気が高まっている通信会社です。
昨年9月のサービスインから暫くは、通信速度が速いのは利用者数がまだ少ないから当然だ…という論評ばかりでしたが、開始からすでに半年近くが経過した現時点(2017/03)でも他社ドコモ系MVNOよりも速い通信速度を維持しています。
「LINEモバイル」を助けているのは「NTTコミュニケーションズ」だという事で、通信面やカウントフリーの技術面での貢献が非常に大きい…と言われています。
混雑する昼12時台でも、朝夕の通勤通学時間、夜間のゴールデンタイムでも速度低下が少なく、快適にネットを利用できる実用速度を維持できる数少ないドコモ系MVNOとして評価が高まっています。

■最大の特徴はカウントフリー
前述の通り「LINEモバイル」は、SNS「LINE」が運営する通信会社である事から、「LINE」の通信にかかる料金をカウントしない「カウントフリー」制度を導入し、これが「LINEモバイル」の最大の特徴となっています。
最少の「1GB/500円」の「フリープラン」のカウントフリー対象は「LINE」のみですが、上位プランの「コミュニケーションプラン」では、「LINE」に加え「Facebook/Twitter/instagram」等の他社SNSサービスの通信料もカウントされません。
また「LINE」のカウントフリーでは、トークのテキスト送受信だけではなく、画像・動画の送受信、タイムラインの投稿や、無料通話の通信料までもカウントフリー対象となっており、LINEを使うなら「LINEモバイルが最強」という状況を作り出しています。
■LINEモバイルの弱点・デメリット
華々しく話題になりつつサービスインした昨年秋ごろに比べると、少し静かというか大人しい印象を持っており、「IIJ」に順位を逆転された要因かもしれません。
また、何点か他社にあって「LINEモバイル」にないサービスがあります。
例えば、端末の分割払い。
他社であれば、回線契約時にセット購入した端末の支払方法に2年間の分割払いを選択できる場合が多いですが、「LINEモバイル」では分割払いの設定がなく、全て一括払いとなるのは少々気になります。
支払う額は同じだとしても、一度に全額支払うのは負担が大きいですので、早期に分割払い制度を導入して欲しいと思いますし、端末のラインナップも少な目で少々寂しいと感じます。
また、通話に関するサービスがないのもデメリットの1つでしょう。
「通話半額サービス(アプリ)」「かけ放題」などの通話オプションが欲しいと思うユーザーは少なくないと思います。
「LINE無料通話」や「LINEout」の使用を想定しているのかもしれませんが、音質面などで大事な電話に使うのは憚られる…という声もありますので、こちらも早期に対応して貰いたいポイントではないでしょうか。
ワタクシ個人としては、「低速モード」がない事もデメリットの1つだと考えます。
特に少ない容量プランでは「低速モード」を活用する事でデータ量の節約をする事ができますので、ぜひ導入して欲しい処ですが、NTTコミュニケ^ション系ではそのサービスは実現されていないので期待薄です^^;
■LINEモバイル総評
ドコモ回線前提で考えた場合には、通信速度の点で「LINEモバイル」は非常にお勧めのMVNOです。
ドコモ系最速という点において、ドコモ系の一押しMVNOは「LINEモバイル」だと言えます。
MVNEにNTTコミュニケーションズがついている…というのも大きなおすすめポイントです。概して、NTTコミュニケーションズが関わるMVNOは通信速度が速め…というのが定説になっています。
今後、ユーザー数が爆発的に増加して速度低下する事がないとは言えませんが、これまでの経緯を見ていると、通信速度の維持には意を尽くす会社なのかな?と思えるので、今後も大きな劣化がない事を祈っています。
最大の特徴である「カウントフリー」を生かせるなら文句なしにお勧めですし、単に通信速度が速いドコモ系SIMという括りでも一押しのMVNOです。
お勧め格安SIM 第5位:mineo
今回のお勧め格安SIM第5位は「mineo」と致します。
■ユーザフレンドリーNO.1
「mineo(マイネオ)」は、「ユーザーフレンドリー」であるとして有名なMVNOで、独自のユーザーコミュニティ「マイネ王」を運営するなど他社と一線を画したサービスで人気を博しています。
また「チップ」や「ギフト」「フリータンク」といったパケットをユーザー間でやり取りできる仕組みをいち早く導入し、使い勝手のよい居心地の良いMVNOとして名を馳せてきました。
ワタクシも半年ほどですがユーザーであった期間がありましたが、余ったパケットを「フリータンク」に寄付したり、逆に足りない場合には借りたり、掲示板でコメントしてくれた方に「ありがとう」の意味でチップを出したり等々、独自サービスを活用しながら快適なMVNOライフを送る事ができた経験を持ちます。

■マルチキャリア
「mineo」はドコモ回線とau回線、両方を取り扱うマルチキャリアです。
当初はau回線MVNOとしてスタートしましたが、後にドコモ回線の取り扱いを追加し、現在に至ります。
料金は「3GB=1,600円」、通話機能+700円、通話定額850円と平均的なもので、細かな容量区分で自分にあったプランを見つける事ができると思います。
特徴的なのは、「mineo」の中でドコモ回線⇔au回線でプラン変更が可能な事でしょう。
シングルキャリアのMVNOの場合、ドコモ回線とau回線を変更しようと思えば必然的にMVNO自体を変更(移動)しなければなりませんが、「mineo」の場合は「mineo」内でのプラン変更で可能となります。
■通信速度とプレミアムコース
IIJもそうですが、人気MVNOはユーザーが集中する事で通信速度の低下が起こり、なかなか改善されない…といった事が慢性的に続いてしまう場合があります。
「mineo」でも、昼12時台等の速度計測では惨憺たる数値をたびたび残してしまっていますが、これを改善するために「プレミアムコース」を開始しました。
既存ユーザーの有志による検証テストを経て正式にサービスインした「プレミアムコース」は、通常のプラン料金に月額800円の追加料金を支払うことで、混雑時に通常とは異なる回線へ回避することで一定の通信速度を維持しよう…というものです(現在は受付終了)。
ワタクシ個人で考えれば、追加料金を支払った人だけが高速通信を享受できる…というのは本筋ではないような気がしますが、それでも概ね好評のようですので、有料でも利用価値があると考える方は少なくないのでしょう。
こんな面でも独自サービスを展開している「mineo」です^^
■フリータンク枯渇問題
ワタクシがまだ「mineo」のユーザーだった頃の記事で「フリータンク」を紹介した事がありました。
ワタクシは「パケット互助会」のようなもの…という紹介をし、困った時には貰うけれど、貰った分は入れるのが筋…的な事を書いた記憶があります。
ところが「mineo」の運営は、一時的ではありましたが「パケットが貰える」前提でアピールをした事があり、結果、貰うばかりのユーザーが増えてしまい「フリータンク枯渇(居れてあるパケットが0になってしまう)の可能性が高い」という事態に陥った事がありました。
現在は、使い方のルールも若干変更され、また「フリータンク」の主旨を理解したユーザーがパケットを入れた事で、現在は貯蓄されるパケット量も徐々に復活してきているようです。
■mineo総評
通信速度を根本的に改善できない事は「人気MVNO」の宿命ゆえに仕方がない…とは言え、他社にもっと快適に利用できるMVNOがある以上、「mineo」のお勧め順位は下がるでしょうし、通信速度改善のために作られた「プレミアムコース」も如何なものか…と思う処があり、さらに「フリータンク」の運営に見られるようなドタバタを見るにつけ、少々お勧め度を下げざるを得ないのかな…と思います。
例えば「3GBをプレミアムコース+5分かけ放題(通話SIM)」で契約した場合の料金は1,600+800+850で月額3,250円にもなります(現在プレミアムコースは受付終了)。
比較として、データ量が2GBになってしまいますが「UQmobileおしゃべりプラン」を上げると、圧倒的な通信速度に「5分かけ放題」込みで月額1,980/2,980円(2年平均2,480円)で利用する事が可能です。
「UQmobile」の通信速度は、おそらく「プレミアムコース」より速いのではないかと思います。
さらに、かけ放題が付かないベーションックな「3GB+通話プラン」なら1,680円/月で利用できますが、3250-1680=1570円の月額料金差は「通話半額アプリ」を使用すれば78分間ぶんの通話料に当たります。
つまり月額1,680円のプランで、78分間以上の通話をしないのであれば「UQmobile」のベーシックなプランの方がお得…という事になります。
会社の姿勢や情報開示、ユーザーフレンドリー等で非常に良い会社である事は確かですし、サービスの1つ1つはよく検討されていて、ユーザーの要望に応えるようなものが多いのですが、現実問題、通信会社として利用する場合にそれらのサービスを統合してみると、少々使い勝手が悪いと言うか料金が割高になる傾向に向いているように思います。
オプションなしのプラン料金の範囲で、根本的な速度改善はもう望めないのですかねぇ( ;∀;)
正直な処、他にお勧めMVNOが見当たらないという事でのギリギリ5位…という感じです。私自身も好きなMVNOである「mineo」がこんな順位である事は寂しい限りです。「mineo」には頑張って欲しいと思います。
使わない理由がないU-mobile
お勧めMVNOベスト5以外では、現在「U-mobile」の「2か月無料トライアルキャンペーン」がスゴすぎて、使ってみない理由が見当たらない…というお話しです(笑)。
- 契約事務手数料無料
- SIM発行手数料無料
- 月額基本料無料
- ユニバーサルサービス料込
- 解約違約金なし
- エントリーコード無料発行
という条件で5GB容量のドコモ回線データ専用SIMを利用できるんです。

ユーザーがかかる費用は1つだけ。
SIMを返却する際の送料(80円切手1枚)のみ…という太っ腹なキャンペーンで、もし利用可能な空き端末を持っていたり、「DSDS/DSSS」機能で複数SIMを使い分けられるなら、ぜひとも利用してみるべきキャンペーン内容となっています。
MVNOが初めて…と言う方はもちろん、ドコモ系SIMを試したい方や、両親や子供に試させる…等々、使い道は様々です。
2か月のお試し終了後はそのまま解約でも問題ありませんし、「U-mobile」と本契約する場合には、その際の契約事務手数料が無料になる「エントリーコード」も発行して貰える…という至れり尽くせりの内容となっています。
MVNOを試してみたい…そんな方に是非お勧めです。
キャンペーンの終了は今のところ未定となっていますが、いつ終了するか分からないので試すならお早めに…。
≪筆者註≫「U-mobileトライアル・キャンペーン」は終了しています。現在は利用できません。
■Softbank回線SIM発売
2017/03/22 Softbank回線を使ったMVNOsim~「U-mobileS」が発売になりました。
日本通信から提供を受けたもので、SIMロック解除された状態のiPhone(5以降)で、ロック解除なしに利用できるのが特徴です。
こちらのsimも要注目!です^^
詳細は最新記事をご参照ください。
関連記事:『日本通信~3/22からSoftbank SIMを発売開始!「U-mobile S」その内容とは?』
今、期待のMVNOやサービスなど
■日本通信×Softbank SIM
先ごろ日本通信が発表した「Softbank回線」を利用する新MVNOサービスが、3/22にiPhone向けSIMのみ先行サービスインというカタチでスタートとなります。
これまで、ドコモ回線を除き、同キャリア回線を使うMVNOへの移行であっても「SIMロック解除」が必要でしたが、今年8月以降の発売機種に関しては、同じキャリア回線を使うMVNOでは「SIMロック解除」なしで利用できるようになる事が決まっています。
今回の日本通信のSoftbank-SIMは、過去にSoftbankで販売されたiPhoneなら「SIMロック解除」をしなくてもSoftbank回線を利用できる…とアナウンスされ話題となっています。
Softbankは何と言ってもiPhoneを日本で最初に取り扱ったキャリアですので、自宅に眠っているSIMロック済端末は膨大な数だろう…と言われていますが、それらがSIMを刺すだけで復活する…という画期的なSIMだと言われています(詳しい事はまだ何も発表されていません)。
ワタクシの手元にもSoftbankのロック端末がありますので、このサービスは是非使ってみたいと期待して待っている処です。
iPhoneテザリングできて欲しいですが、もし可能であれば「Y!mobile」より使い勝手がよい…なんて事になりかねませんが、まあ難しいのかな…と思いますし、Softbank回線だから必ずしも通信速度も良好とは限りませんし、その辺は蓋があくまで分からない…といった感じです。
あまり期待しすぎるとガッカリしてしまいますので、そこそこに期待して待ってみたいと思います。
サービスの詳細が判明した場合や、ワタクシが実際に使ってみた際にはまた記事にしてみたいと思います。
≪筆者註≫
Softbank回線を使った通話SIM「b-mobileSスマホ電話SIM」が追加になりました;
参考記事:b-mobileSに通話SIM追加!「スマホ電話SIM」8/16デビュー!
■UQmobile iPhone7サポート
現在、UQmobileで正式にサポートされているiPhoneは「6s」「SE」までです。
最新機「iPhone7」は、WEBサイトの「動作確認済端末」には掲載されていませんが、サポートに問い合わせると「iOS10.0.2」で利用可能との回答が得られます。
しかしテザリングには対応しておらず、ワタクシの予想では、「iPhone7」のSIMロック解除解禁日(3/25)以降に正式サポートされるのではないか…と想像しています(あくまでもワタクシの想像に過ぎません)。
テザリングができないばかりに、最新鋭の「iPhone7」を購入しておきながら1モデル前の「iPhone6s」をメインに使っているワタクシ的には、なる早で「iPhone7」でのテザリングを可能にして頂きたい…と切に願っています( ;∀;)
■iPhoneSE後継機
今春に出るのか、出ないのか…。
今の段階で報道がほとんど出ていないので、出ないような気がします。
出たらまた買うか買わないか悩んでしまうので、出ないでいてくれた方がうれしいですが…(笑)。
お勧めしないMVNO
■FREETEL
ワタクシはこれまでに10社以上のMVNOを利用してきましたが、各社各様でそれぞれに特徴があり、長所も短所も様々である事を体験してきました。
その体験を元にこうしてお勧めMVNO/格安SIMを書いている訳ですが、その中で唯一、私以外の方にお勧めしたくない…と思うMVNOがあります。
もちろん、ワタクシの考えが誰にでも当てはまる訳ではありませんが、客観的にどう考えてもおかしいのでは?と思う部分があってあえてお勧めしないMVNOにしています。
先の2014年にMNPしていたau回線に続き、2016年春に待ちに待ったメイン回線であるドコモ回線の2年縛りが明けたので、2回線目のMNPとして「FREETEL」へ移行しました。
「FREETEL」を選んだ理由は、従量制の通話プランで使わなければ最少で月額299円という割安な料金プランと、各所で好成績を収めていた通信速度に惹かれてのことでした。
しかし実際に使い始めてみると、測定サイトでの数値と自らの体感が全く一致せず数字のままの速さを体感できない事が多々あり、昼12時台にはWEB閲覧ができなくなる事も少なからずあって、先にMNPしていたサブ回線の「mineo」を使う事が多くなっていました。
そんな中で決定的だったのは、ある月の切替わり(月が跨ぐ月末月初)の午前0時を10数分過ぎた頃、たまたま管理画面を見てみると、すでに10MB使っている事になっていました。
しかし、月の切り替わる前からWiFi接続ですし、WiFiアシスト機能もOFFにしているのでパケット使用が発生するはずがないんです。
翌日、サポートに問合せメールを投げると返ってきた回答は驚くべき内容でした。
「そういう不具合が起こっているのは承知しているが、請求時にはその分を差し引くので問題ない」
え?起こっている不具合を認識しているにも関わらず情報を開示する事もなく、あげく、請求には含まないんだから文句ないだろう…という回答をする企業ってどうなんでしょう。
もう、管理画面に表示されている数値など全く信憑性がなくなりますし、どんなにいい事を言っても心中では舌を出しているような…そんな印象を持つようになりました。
正直「こんな会社信用できない」と感じ、その瞬間から一刻も早く別の通信会社へ移りたい…と思うようになりました。
結果、契約から僅か5カ月で他社(UQMobile)へMNPする事になります。もちろん高額な違約金を支払って…^^;
その時に持った不信感は今も残っており、あの嫌な思いを誰にも味わって欲しくないと思い、あえてお勧めしないMVNOにしています。
今はもうそんな会社ではないのかもしれませんし、あくまでワタクシの個人の感覚・印象ですが、お勧めしないのもまたワタクシの個人意見ですので悪しからず…。
詳細は「FREETEL」カテゴリの記事に書いていますので興味があればお読みください。
■NUROmobile
ワタクシは現在「NUROモバイル」の回線を2回線契約しています。
1つは昨夏から利用している「0sim」です。
499MBまで完全無料で利用できるので、エマージェンシー的に保有しています。
また、2月中までのキャンペーンで5か月間700円引きキャンペーンで2GBプランを実質無料で契約・利用しています。
しかしどちらも遅いです( ;∀;)
無料なのでしょうがない…と思える「0sim」はまだしも、「時間プラン」という新機軸を打ち出しておきながら、それを生かせる通信速度を出せないのはさすがに如何なものか…と思います。
通勤時の行き帰りに動画視聴をする家内にNUROmobileSIMを使って貰いましたが、2日で突っ返されました(笑)。
「初日はたまたま…かと我慢したが、動画が途中で止まって見られない事が多々あった」との事で、実質無料でも使いたくないとの感想を頂きました^^;
NUROモバイルのサポートに問合せた際に、動画をたくさんご覧になるようなユーザーさんにこそ使って頂きたい…と言っていましたが、「容量」ではなく「時間」で区切るような画期的なプランも、肝心の通信速度が実用的でないなら全く生かす事ができませんよね。
この事は、冒頭「ランキングの基準」でお話しした、全ては快適な通信速度あっての事…を、まさに具体化したような事例です^^;
1日5時間以内なら上限なしに使い放題…の新機軸「時間プラン」も、それを生かす通信速度がなくてはまるで意味がありませんよね。
そうした事を考慮して「お勧めしない」…にしましたが、好きなSonyブランドの一翼を担う「So-net」には、是非とも頑張って速度改善をお願いしたいと願っています。
2017/03のお勧めMVNOまとめ
な~んだ、結局いつも通りのお勧めじゃないか…なんて言われそうですが、それだけ通信速度を改善するのは難しい…と言う事だと思います。
「Y!mobile」はキャリアそのものですので別として、半分キャリアのごとく本家auが肩入れする「UQmobile」は、その恩恵をユーザーも受けられるという点で非常に絶妙な立ち位置にいるMVNOで、しばらくはお勧め1位の座は不動ではないか…と思うほどです。
ワタクシ自身が利用していて、ほとんど不満がないのが何よりのお勧め根拠ではないかと思います。
「Y!mobile」はもう横綱相撲ですね。
もしかすると通信速度はあえて時間帯で差が出ないように抑えている?と思う程に常に一定の速度を出して超安定状態です。
「UQmobile」「Y!mobile」はキャリア色の強さを生かして、端末サポートや学割など特徴的なサービスの提供も始めていて、やはりこの2社を強くお勧めしたいと思います。
「UQmobile」の項でも述べたように、時間帯に関わらず使いたい時にサクっと通信できるのは使い勝手の好感触に直結しますが、その視点で見る限り「UQmobile」「Y!mobile」以外に選択肢はない…と言っても過言ではないぐらいです^^
「IIJmio」はワタクシが利用しているのはau回線のタイプAで、主力のドコモ回線を試せていないのですが、それでも会社の居心地の良さやサポートの丁寧さには満足度が高いですし、何より「低速モード」で出し惜しみなく上限速度を超えてくるのは、ある種感動的でさえあります(笑~大袈裟)。
今回は、思い切ってお勧め第3位に昇格としました。
「LINEモバイル」は非常に特徴がはっきりしています。ドコモ回線最速の通信速度と「カウントフリー」です。
この2つにメリットを見出すなら明快なお勧め理由となります。
「mineo」は少々苦しんでいるような印象で、今回は順位を下げましたが、ワタクシは数か月お世話になった事があり今でも大好きなMVNOである事は変わりません。
「通信速度」にしろ、各種オプションにしろ、うまくバランスを取れるような施策を見いだせると良いのですが…。
ただ、丁寧で親切なサポートが絶対条件…というなら、これほどお勧めなMVNOも他にない…という面では未だダントツと言えると思います。
もうすぐ先行サービスインする日本通信のSoftbankSIMも楽しみですし、「iPhone7」がSIMロック解除可になった際の各社の動きも楽しみです。
今回は、2017年03月のお勧めMVNOについて書いてみました。
私事ですが、最近記事数が少ないのは、実は腰をやってしまいまして…(≧▽≦)
いわゆる「ぎっくり」というヤツです^^;
しばらくデスクに向かう事もできない有様で、ブログ執筆など完全に無理…な状態が続いていたためです。
ここへ来て、ようやく回復傾向になってきたので、遅ればせながら「お勧めSIM」をまとめてみました。。。
せっかくご訪問頂いて新着記事がなく申し訳ありませんでした。
まだ本調子ではないのですが、できるだけ面白い記事をアップしたいと思いますので、またご訪問ください。
腰に良いデスクチェア、買わなくては…(≧▽≦)
コメント
Re: QTmobileってどうですか?
こんにちわ>deportivoさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
「QTmobile」ですか。
川口春奈ちゃん可愛いですねっ!
WEBなど明るいイメージで良いですね^^
ライトグリーンはワタクシの好きな色です(関係ないですが~笑)
それ以外だと名前だけは何とか知っているって程度です^^;
確かに料金は安いなという印象ですが、
料金やプラン、オプションなどWEBを見れば分かる事を、使った事のないワタクシがとやかく言えませんし、
TVCMも九州限定のようですし、まだこちら(関東)ではほとんど話題にはなっておらず全くのノーマークです^^;
ただWEBを拝見して感じたのは、初年割引をMVNOも始めた事に、体力のない中小MVNOがこれ以上の低価格戦略へシフトするのは怖いなあ…という心配と、所詮、MVNOはユーザー数が増えてからが勝負だからまだまだ分からないなあ…って事です^^;
逆にユーザー数が増えるまで快適な通信を使っちゃうというのも手かもしれませんね。
ユーザが増えても状況が良いなら継続してもいいですし…。
お望みの答えができず申し訳ありません。
このブログはワタクシ自身が契約・利用したSIMの事を書く…を基本スタンスにしておりますのでご容赦ください。
より良いスマホライフを!
2017-04-01 10:40 kaz555 URL 編集
QTmobileってどうですか?
2017-04-01 03:49 deportivo URL 編集