au→UQmobile・Softbank→Y!mobileも1980円!グループ内乗換えでも割引適用!
ついにこの日がやってきましたっ!というのは少々大袈裟ですが、auからUQmobileへ、SoftbankからY!mobileへの、いわゆる同系回線からの乗換えにも割引が適用され、初年1,980円/2年目2,980円での利用が可能になっています!同系MVNOからの乗換えにも適用されます。
==目次==
UQmobileとY!mobileの最大の特徴は、「イチキュッパ割」「ワンキュッパ割」が有名ですが、実はこの割引だけでは初年1,980円にはならないってご存知でしたか?
初年月額1,980円の仕組み
キャリア品質の高速通信を格安な料金で利用できる…と、非常に人気が高まっている「Y!mobile」と「UQmobile」ですが、最初の1年間を1,980円で利用できるためには、かの有名な「イチキュッパ割」「ワンキュッパ割」の他にもう1つ別の割引が適用されています。
Y!mobileの場合は「スマホプラン割引」、UQmobileの場合は「スマトク割」といって、最少のプランSで言えば本来3,980円の料金を25か月間1,000円割引し、月額2,980円にしています。
これは他社MVNOとの競争力を持つための政策的な割引制度で、これが2年契約の間ずっと効いているので、基本料金が2,980円になっているんです。
その「スマホプラン割引」「スマトク割」の上にさらに「イチキュッパ割」「ワンキュッパ割」を最初の1年に適用することで初年1,980円/月を可能にしています。
\ | 通常 | スマホプラン割引 スマトク割適用 |
ワンキュッパ割 イチキュッパ割 |
26ヵ月目以降 | |
Y!Mobile | スマホプランS | 3,980円 | 2,980円 | -1,000円 (12ケ月) |
2,980円 |
スマホプランM | 4,980円 | 3,980円 | -1,000円 (12ケ月) |
3,980円 | |
スマホプランL | 6,980円 | 5,980円 | -1,000円 (12ケ月) |
5,980円 | |
UQmobile | プランS | 3,980円 | 2,980円 | -1,000円 (12ケ月) |
2,980円 |
プランM | 4,980円 | 3,980円 | -1,000円 (12ケ月) |
3,980円 | |
プランL | 6,980円 | 5,980円 | -1,000円 (12ケ月) |
5,980円 |
こうして見ると、本来の料金って結構お高いんだなあ…と改めて思いますよね^^;
割引をダブルでくっつけてやっと他社MVNOと比較できる範囲に入るのは苦しげですが、月額1,980円になった「プランS」はかなりの破壊力と競争力を持っています^^
と言うのも、Y!mobile/UQmobileともに「(電話の)通話定額」が無料でセットされているため、他社MVNOが「かけ放題/通話定額」を別料金オプションとして用意するようになってきた昨今では、800~850円ほどの料金差が埋まるカタチになっているんです。
まして、キャリア品質の通信速度や安定性等を加味して考慮すると、Y!mobile/UQmobileの存在感はさらに大きくなりつつあり、MVNOより割高…とは言えないような状況になりつつあります。
言換えると、安いはずのMVNOにあまりお得感を感じにくくなっている…という事かもしれません(≧▽≦)
系列からの乗換えも割引適用
初年月額1,980円にはある「制限」がありました。
それが同系列他社からの乗換えには割引を適用しない…というものでした。
つまり、UQmobileの場合は本家「au」と、au回線を使うMVNO(IIJmioTypeA/mineoAプラン)からの場合は「スマトク割」が適用されませんでした。
同じくY!mobileも本家「Softbank」と、Softbank回線の他社MVNOからの乗換えの場合は「スマホプラン割引」が適用されないルールだったんです。
同じ回線を使うグループ内での移動では、新たなユーザーが増えた事にはならない…という事で、別回線他社からの転入のみに割引を適用していたんです。
この事が理由でUQmobile/Y!mobileへの乗換えを断念するユーザーは少なくなく非常に不評なルールでしたが、なんと3/1からのキャンペーンで、この制限が撤廃されています!
WEB上でもCMなどでもほとんどアピールされていないので、ご存知ない方の方が多いかもしれませんね。
グループ内の移動じゃダメ…とか言ってる場合じゃない、でもあまり宣伝したくない…って事なんですかね(笑)。
同グループ内のユーザーを他社へ流出させたくない…という、親分たち(Softbank/au)の意図が見えるように思います。
キャンペーンの意味
今回のキャンペーンでは、UQmobileもY!mobileも同系列他社を含むどこからの乗換えであっても割引が適用され、さらにデータ容量増量も適用されます。
従来、Y!mobileの「スマホプラン割」を適用させるには、ドコモ/auと、各々の回線を使ったMVNOからの乗換えである必要がありました。
また、UQmobileの「スマトク割」を適用させるには、ドコモ/Softbankと、各々の回線を使ったMVNOからの乗換えである必要がありました。
しかし、今回のキャンペーンによって、通信会社(大手キャリア・MVNO各社)には関係なく、他社からY!mobile/UQmobileに乗換えれば(MNP)、初年1980円/月から利用できるようになったんです(プランM/Lも同様の割引と増量の適用を受けます)。
今回は、ルール変更ではなく、Y!mobileは5/31まで、UQmobileは終了未定の「キャンペーン」としての施策になるので、もしau/Softbank回線を利用中で、他社への乗換えを検討されている場合はぜひ検討対象に加えてみてください。
同系列からの乗換えであれば、電波状態などもよく分かっているので乗り換えやすいと思いますので、このチャンスを逃がさず乗換えを実行されては如何でしょうか^^
Y!mobileとUQmobileの違い
常に同様の施策やキャンペーンを打ち、ライバルとして凌ぎを削る両社ですが、今回のキャンペーンにはちょっとした違いがあります。
「Y!mobile」の方は、2018/5/31までとキャンペーンの終了日を明記しているのに対して、UQmobileの方は終了日未定としています。
UQmobileサポートに問合せても、終了する時期等は未定との回答でした。
当初のMVNOなど眼中にないといった態度から、流出(転出)先の筆頭が「Y!mobile」である事や、他社グループに乗換えられてしまうよりは、自社グループ内に留まって欲しいと考えるようになったKDDIとしては、本施策もグループ外への流出が食い止めらるなら継続してゆく腹積もりがあったりするのかもしれませんね^^
ワタクシ、以前から同系列からの乗換えに割引を適用しないのは流出の元…と思ってきましたので、この施策は多少は歯止めに効果がありそうかも…という気がします…。
いっそ、イチキュッパ割を2年丸々で適用すれば、流出を止めるばかりでなく、Y!mobileから奪えちゃうのでは?なんて思ったりするのですけれども…笑。
「Y!Mobile」だって、「ご好評につキャンペーン延長」なんて、やり方はいくらでもあるので、終了日を明らかにしない事での差はないと思いますが、やはり念頭には3/22からの「日本通信」のSoftbankSIMがあるんでしょうか^^;
今までは他社から奪う一方だった「Y!mobile」ですけれど、日本通信のSoftbankSIMが大化けしたら奪われる側になってしまう脅威とかって感じているのかもしれませんね^^
今回は、同系他社からの乗換えでも割引がフルに適用され、初年1,980円で利用できるキャンペーンについて書いてみました。
これは、今まで「割引がないなら厳しいな」と迷っていた方には朗報ですね(*^▽^*)
最近の思うのですけれど、こうして「Y!mobile」「UQmobile」のサブブランド系がグイグイ来ると、MVNOの影薄くなっちゃうような感じを受けているのはワタクシだけでしょうか…( ;∀;)
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