両親がドコモ→Y!mobileに乗換え完了!ワイモバイル乗換え顛末記
長年の懸案だった両親の格安SIM乗換えをついに実行し、二人とも晴れてY!mobileユーザーとなりました。意外でしたが、思っていたよりすんなり受け入れてくれて助かりました。
またしても長期間に渡って更新できませんでした^^;;
おかげさまでライターとしての仕事も安定的に受注できるようになった分、自らのブログ記事を書く時間が大幅に減少しています。
ブログ記事って、これまでは自分的には好きなiPhoneや格安通信の事を書く「憩い」の場だったんですが、ライター仕事がメインになってきた今、書く事が息抜きにならなくなっている事が、なかなか更新できない理由かもしれません。
それに、ライターとしてPCに向かって仕事をし、息抜きにブログ更新や、スマホ(タブレット)ゲームをし、休憩時間や食事の際にテレビを見る…なんて生活なので、1日中画面を見ている生活である事も、ブログ更新が滞る原因になっていそうです。
そんなこんなですが、今回は、両親のキャリア乗換え(ドコモ→ワイモバイル)のすったもんだの顛末について書いてみます。
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両親のY!mobileにMNP乗換えを実行
両親と言っていますが、正確には嫁の両親なので義父義母ですが、自分の二親は既に他界しているので、我が家で父母・両親と言えば、自動的に嫁の親を指すので、以降も「両親」や「父母」と書きますが、義父義母の事です(どうでもいいですが~笑)。
まったく、ガジェットや通信に興味や知見のない人たちなので、当然の事ながら、昔契約した時から、ドコモショップで言われるままに変更したプランでガラケーを使っていましたが、子供世代としては、別にスマホを使って欲しい訳ではなくて、ただただ「LINE」を使って欲しかったというのが、両親の乗換えを勧めた最大の理由です。
「写真を送って」
「声が聴きたい」
等と言うのですが、こちらにしてみれば、ガラケー相手に旅行や行事の写真を送るのは手間がかかります。
ガラケーが受信できるサイズに小さく加工してからでないと、ガラケーで受信して見られないので、ついつい面倒で送る頻度が少なくなります。
電話にしても、こちらは格安SIMで「かけ放題」ナシですので、電話をすればそれだけ料金がかかりますし、たまになので話しも長くなります。
どうしているかな…と思っても、電話は相手の状態や都合が見えないのでなかなかかけられない面もあります。
それが「LINE」を使ってくれれば一気に解決する…という訳です。
昨年あたりから、少しずつスマホへの切換えの話しをしたり、ドコモへの固執具合を尋ねたりしていたのですが、何せ、帰省するのは年に2回、半年ごとなのでなかなか進まなかったのです。
しかし、前回、2019年春の帰省の際に、古いiPhoneを持参して、まだ頭の柔らかさが若干残る母に使って貰う事にしました。
たまたま手元にテスト用のLINEモバイル(au回線)のSIMがあったので、それを挿して、基本操作とLINEの使い方を、帰省している1週間で教えました。
機種は、キャッシュレスの事も勘案して「iPhone 7」にしました。
余談ですが、よく両親世代には「かんたんスマホ」など、シニア向けのスマホを宛がうケースがありますが、私は推奨しません。
持ってもらうなら、シニアスマホではなく、自分たちが日ごろ使っている機種が良いと思います。
と言うのも、シニアスマホの操作や機能は特殊で、使った事がない人間が教えるのはかなり難しいからです。
シニア向けスマホを持たせると、周囲の家族が使った事がないので教えられず、結局、シニアはショップへ出向くしかなくなる…という事で、かんたんスマホを持たせて放置してしまう事になってしまいがちだからです。
それに、両親世代はスマホを積極的に使う気はないですが、共通の話題となるスマホの操作を子供世代に教わりたい気持ちがあるので、同じスマホを持たせて、子供世代が教える形がシニア層には一番アプローチしやすいのかな…と思います。
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話しは元に戻りますが、要するに、母に先行して持たせたのは「データ通信SIMを挿したお古のiPhone 7」という訳です。
ガラケーはそのまま残す事で、「いきなり全てが変わる」事なく母にも安心感がありますし、覚える操作が基本「LINE」だけで済むからです。
半年間、LINEを使ってもらう事で、タップやスワイプ等の操作を身に着け、文字入力と写真撮影、写真の送り方、受信した写真の保存方法と見る方法などを自然にできるようになってから回線を切り替える…という想定で進めた訳です。
半年後、11月に帰省した際には、母はごく普通にiPhone 7とLINEを使いこなしており、母の方から「電話も1台で済ませられないの?」と言ってくるほどになっていました(やったね!思惑通り…というか思惑以上の結果でした)。
次に切り出したのは、母の電話回線をスマホに移す際に、キャリアを乗り換えないか?という事と、父のスマホ化でした。
と言うのも、かつてのドコモショップはシニア層の拠り所で、操作等が分からない時はドコモショップへ行けば教えて貰える存在でしたが、昨今では混雑が激しく、ちょっと教わるにも何時間も待たなければならず、現に、母に聞けば、もう数年間ドコモショップに行ったことがないとの事だったので、であれば、ショップを展開していて相対で話しができる格安SIMに乗換えたらどう?という訳です。
母は、「何だか分からないけど、ドコモは混んでて嫌い。待たずに話せるなら乗り換えてもいい」との事でした。
あらかじめ用意していた候補は3つでした(以下、両親へのお勧め順)。
・Y!mobile…店舗数が多く、キャリア運営なので比較的安心。さらにプラン内容変更で安くお得になった。
・イオンモバイル…関西なのでイオンモールが各所にあり、ショップに行きやすく、シニア向けのサポートを提供している。
・UQmobile…店舗数はY!mobileより少ないが、たまたま実家の近所にショップがあった。かけ放題を使わないならかなり安い。
さらに、父の分のiPhone 7も用意してあり、「お父さんもどう?」と聞いたところ、脇から「私が教えてあげるわよ」と母からの援護射撃もあって、しぶしぶ、スマホへの切換えを了承。さらに、キャリア変更も(訳が分からないまま)に了承してくれたのでした。
そこで早速、ドコモへ電話をして「MNP予約番号」の取得へと進みましたが、ここで一大事出来。
ネットワーク暗唱を覚えていないっ!
これにはまいりましたが、登録住所や生年月日などの個人特定ができたので、何とか発行して貰う事ができましたので、これを持って、近隣のショッピングモール内にあるY!mobileへと出向きました。
半年間、データ通信SIMを使っていた母は、一度も1GBを超える事がなかったので、二人とも、「Sプラン」(3GB)で有り余るほどで、両親が気に入ったのが、「10分かけ放題」でした。
やはり、シニア世代(特に父)は、LINEトークよりも電話で済ませようとする傾向が強いので、10分以内なら何度かけても無料という制度が痛く気に入ったようでした。
端末は、二人とも持ち込みなので、その場でSIMだけを発行して貰い、晴れてY!mobileユーザーになりました。
ちなみに、イオンモバイル・UQmobileにならなかった理由は、偏に「10分かけ放題」付属…でした。
父も母も、電話をする事と、その料金を非常に気にしており、改めて、今回の乗換えでシニアにとって電話は重要なんだな…と思った次第です。
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母は、もう半年間iPhone 7を使っていますので、回線が切り替わったからといって、特に新たに覚える事はなく、iPhoneでの電話のかけ方、受け方のみが理解できれば大丈夫で、思っていた以上にとても楽な乗換えでした。
そういう意味では、半年間のデータSIMの先行利用は図に当たったと言えそうです。
半年間使っていて感じた疑問や分からない層さ等の質問もしたりして、非常に前向きにiPhoneを使ってくれていて、こちらも嬉しかったです。
また、使っているのがiPhoneだと言う事で、知人(もちろんシニア)に褒められたそうで、それも自尊心をくすぐって良い効果を生んだようでした(何を褒められたのか、よくわかりませんが~笑)。
問題は、初めてのスマホで、しかもいきなり乗り換えてしまった父ですが、これが意外や意外、こちらも思っていた以上にすんなり使い始めたのには驚きました。
帰省前に連絡した際には、「俺はまだいい」と、何を基準に「まだ」なのかよく分からない事を言っていましたが、いざ帰省してみると、比較的手こずらせずに乗り換えてくれ、しかも操作もある程度はできていて驚かされました。
聞けば、先行利用していた母のiPhoneで、LINEで送られるメッセージや写真を一緒に見たり、文字も打ったりしていたので、少しはできるようになっていたとの事で、ここでも、半年間の先行利用が良い効果を生んでいました。
父は母以上に電話(通話)依存が高いので、電話の使い方を徹底的に教えました。
さらに、半年間共用で使っていたLINEは母専用とし、父のiPhoneに新たに父用のLINEをインストール~設定したのですが、顔の広い父は、設定完了した直後からLINEトークが殺到し、講習会がたびたび中断してしまう程でした。
トーク内容は、
曰く「○○さんも、やっとLINEはじめたのか」
曰く「○○さん、××です。ご無沙汰しています」
曰く「○○さん、LINEデビューおめでとう」
といった、同世代の知人・友人からのトークで、「みんな使ってたんだな」と感心した父は、「負けられん」と思ったらしく、それまで以上に操作の習得に前向きになりました。
また、もう何年も連絡を取っていなかった古い知り合いからも連絡がきて、懐かしむと同時に、父なりのLINEの楽しみに、少し目覚めたようでしたので、きっと、今後も飽きずに使ってくれそうです。
そんな訳で、当初心配していたほどの拒否反応はなく、無事に両親とも「スマホへの乗換え」「キャリア乗換え」「ライン習得」を終える事ができました。
子供世代にとっても、今後はLINEで無料通話ができたり、早寝早起きのシニアが寝ている時間帯にはトークを送っておく事もできますし、写真も撮ったまま送信できるなど、手間と時間を節約する事ができます。
何より、従来より、両親とのコミュニケーションの機会が圧倒的に増えた事が双方にとって最大のメリットかな…と思います。
ちなみに、今回の「すんなり乗換え」の立役者は、「半年間の母のデータSIMでの先行利用」にあったと思います。
その間のデータSIMの料金(620円/月)は私が負担し、父のiPhone 7は私のお古ですが、母の端末はメルカリでピンク色を購入しましたが、その費用もプレゼントのつもりで私が負担しましたが、そうした、経費負担がなかった事も、受け入れやすかった原因の1つになっているのかもしれません。
シニア層にスマホへの乗換えをご検討されている場合、数か月間のデータSIM利用は、乗換えに踏み出しやすいくする効果があると思いますので、お試しになってみては如何でしょうか。
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